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北海道ITサービスの最前線!HMCC Award2016に行ってきた!

HMCCアワード2016

2016年4月25日(月)18時より「MIRAI.ST cafe(ミライスト・カフェ)」で開催されたHMCC Award2016に行ってきました!HMCC Award2016は北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会(HMCC)が主催するイベントです。

HMCC勉強会&HMCC Award2016 – connpass

ミライストカフェ・ノルベサ

会場はノルベサ1Fのミライストカフェです

会場は大盛況。約77名の方が参加していました。

会場は大盛況。約77名の方が参加していました。

この日のHMCC Award2016は「HMCC勉強会」と同時開催。HMCC Award2016の前に行われた「HMCC勉強会」では日本IBM株式会社より「モバイルビジネスを加速するIBMクラウドのご紹介」が行われていました。

取材・撮影:赤沼俊幸 取材日 : 2016年4月25日

HMCC Award2016とは

18時より、HMCC Award2016が開催です。HMCC Awardは昨年に続き、2回目。昨年はインフィニットループのシュキーンが大賞を受賞しました。

HMCC Awardは会員企業のプロダクトの2015年4月~2016年3月まで1年にリリースやリニューアルしたサービス・コンテンツが対象としたアワードです。

HMCC Awardはモバイルシステム導入により「自社商品・サービスの開発」、 「ユニークなゲームどのコンテンツ」、「業績向上」、「顧客満足度向上」、 「社会貢献推進」、「先進的なモバイル活用」等の成果を上げた事例を顕彰し、 モバイルの更なる普及促進を図るものです。

また、受託業務が多い北海道IT業界の中、自社サービスや自社コンテンツの発信を促し、北海道のIT業界の底上げを図り、さらには受託企業の中でも、 高度かつユニークな業務を受諾されている企業を紹介し、販路の拡大を目指します。 引用 : HMCC勉強会&HMCC Award2016

入澤幹事からの発表

HMCC Awardの趣旨について、エコモット株式会社代表取締役であり、HMCCの副代表幹事である入澤拓也さんよりお話があります。

「HMCCアワードの趣旨の1つ目はHMCC会員間の情報共有です。札幌にこんな会社さんあるんだな、というのを知っていただき、より札幌のIT企業のマッチングを図っていきたいと考えています。2つ目は自社サービス・コンテンツを発信していこう、という狙いです。どうしても北海道の企業は受託系が多いのですが、その中で自社サービス・コンテンツをやっている会社さんをどんどん集めて、それをアワードとして表彰していこうという契機で始まりました」

応募総数12件。この中からグランプリ、特別賞が決まります。4分間のPRタイムで審査員による採点により決定します。

応募総数12件。この中からグランプリ、特別賞が決まります。4分間のPRタイムの後、審査員による採点により決定します。

HMCCアワードの審査員

HMCCアワード2016の審査員

続いて、審査員の発表があります。左から、審査委員長の北海道情報大学の安田光孝教授、北海道ベンチャーキャピタル株式会社代表取締役三浦淳一さん、トーマツ ベンチャーサポート株式会社の金子洋一郎さん、株式会社ACT NOW代表取締役の杉山央さんです。

それでは発表が始まります!(今回、登壇者がいらっしゃった企業を紹介します)

Growth Cloud : 株式会社INDETAIL

常前さん。株式会社INDETAIL

株式会社INDETAILの常前さんより、Growth Cloudの紹介です。

「Growth Cloudは一言でいうと、中小企業向けプラットフォームです。地方のIT化が進んでいない、という問題点があります。問題としてはコストの問題と、リテラシーの問題です。北海道に関しては小売の市場規模は福岡県と同じです。しかし、インターネットを経由した流通額は福岡と比べて、1/3しかありません。なぜかというと、IT化が福岡よりも進んでいないのです。Growth Cloudはコストとリテラシーを解決するパッケージです。Growth Cloudはコンテンツマーケティングとして活用できる特集記事機能を利用した集客が可能です」

「Growth Cloudはレスポンシブウェブデザインを採用しており、1つのソースでブラウザやスマホからの閲覧も可能です。専用アプリもあります。自社プランド強化機能もあり、Facebookでは1400シェアの実績もあります」

※関連記事 当社の「Growth Cloud」がHMCC Award2016 特別賞を受賞しました – インディテール

バスキタ! : 株式会社メディア・マジック

株式会社メディア・マジックの樋原猛己さん。

株式会社メディア・マジックの樋原猛己さんからはバスキタ!の紹介です。

バスキタ!はバス1台にスマートフォン端末を搭載し、GPSでバスがどこにいるか、どれくらい遅れるかが、わかりやすく表示されるサービスです。地図上にアイコンが表示され、遅れている時間がわかります。観光バスや、除雪車などにも導入を目指しています。提供開始から3年経ち、札幌でもバス130台でも試験運用を検討中、旭川では4月本格導入です。

パズ松さん・ゆるしとエンジェルドロップ : 株式会社メディア・マジック

株式会社メディア・マジックのパズ松さん

同じく、株式会社メディア・マジックからはiOSとAndroid対応のバズルゲーム、パズ松さんとゆるしとANGEL DROPの紹介です。

パズ松さんは赤塚不二夫の「おそ松くん」たちが大人になった後のアニメとして人気を博した「おそ松さん」のパズルアプリです。「おそ松さん」は六つ子の個性に合わせた6人の人気声優が声を務めたことによって人気になったようです。初日のダウンロードが30万DLあり、サーバーが落ちる経験がありました。「先人の方たちが『嬉しい悲鳴だよ』言ってくれましたが、ただの悲鳴でした笑」と冗談を交えて話します。

ゆるしとANGEL DROPはエヴァの使徒をゆるキャラにしたパズルアプリです。ゆる使徒をアニメーションさせるのが初めてで、アニメーションの要求が高かっため、FLASHを使いました。そして、UnityにFlashを載せて使う「UniSwf」というアセットを利用します。
ANGEL DROP

初音ミクVR : クリプトンフューチャーメディア株式会社

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社からは初音ミクVRの紹介です。

「VRは非常に伝わりづらいと思っているのですが、彼にVRのデモをしていただいているのですが…伝わりづらいですね」と話すと、会場を笑いに包まれました。

初音ミクVR

ヘッドマウントディスプレイをつけてVRのデモ中です

「初音ミクはVR雪まつりのSNOWミク2016で参考出展したものです。VRでは初音ミクのミニライブが行われています。初音ミクのダンスのモーションや背景は全て自社で作りました。SamsungのGear VRを使用していますので、Androidのスマートフォンで利用できます」

初音ミクVRデモの様子

VRのディスプレイ内で行われているであろう初音ミクライブの臨場感が間接的に伝わってきました

弊社よりエントリーしたのは「SNOW MIKU 2016」で参考出展として皆さんに楽しんでいただいた、『初音ミクVR』です。『初音ミクVR』はサムスンのGear VRを利用し360度ステージが見渡せる”ミライのライブ”を実現するべく開発されました。引用 : HMCC Award2016特別賞受賞 – Labopton Blog

コロロケの森 ぽいっと : ゲームドゥ有限会社

コロロケの森

ゲームドゥ有限会社からは代表の中村心さんがコロロケの森 ぽいっとの紹介です。ゲームドゥ有限会社はゲームを開発している会社で、主にモバイルのスマートフォンのゲームや、任天堂3DSといったモバイルゲーム機のゲームを開発しています。

「弊社が去年、設立10周年で『コロロケの森 ぽいっと』という任天堂3DSのゲームをリリースしました。今まではゲームの受託開発をしていたのですが、この度、パブリッシャーとしてデビューしました」

「キャラクターが荒れ果てた村を不思議な力を使って発展させていく、ほのぼのしたゲームです。『子供向けの可愛らしい作品を作りたい』というコンセプトから任天堂3DSを選びました」

「ゲーム業界ではナンバーワンの情報誌、ファミ通のクロスレビューではゴールド殿堂をいただくことができました。ゴールドはプラチナに継ぐ、高い評価です。ゲーム業界からも面白いと太鼓判をいただいたゲームです」

ChellSee(チェルシー) : 株式会社DIGC

株式会社DIGC代表取締役の佐藤一成さん

株式会社DIGC代表取締役の佐藤一成さんより、Chellseeの紹介です。

人工知能「IBM Watson」を使ったコンサルティングや開発を行っている株式会社DIGC。現在はChellseeという自社のプロダクトを制作しています。Chellseeは10歳前後からのEdTechアプリケーション。EdTech(エドテック)とは、エデュケーションとテックを組み合わせた造語です。現在、プロトタイプをのテストを札幌と佐賀県で実施。10月にβ版リリース予定です。

「今は子供一人一人に合った教育ができていないと思います」と佐藤さんは教育業界に対する問題提起をします。「例えば、塾でいろいろな教育を受けて、2、3年、学年を飛ばした子供でも学校に行けば、同じ教育を受けなければいけません。平均した子供を生み出すことは思うのですが、例えば、スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクのような英雄的な突出した人材を生み出すのは難しい。人工知能を使って、子供一人一人に寄り添った教育を行うシステムを作っていきたいと思っています」

ブイアール : 株式会社インフィニットループ

株式会社インフィニットループの没入型映像配信システム
株式会社インフィニットループより、「没入型映像配信システム」ブイアールの紹介です。

VRを支える技術として、撮影加工、配信、管理プラットフォーム、視聴クライアントについて紹介。VRはまだ、UIのベストプラクティスがなく、模索している最中だということです。今後の展開としては、音楽ライブ、スポーツといったイベント、教育などに利用できるVRの映像配信プラットフォームとして、協業相手を探しています。

IoTプラットフォーム FASTIO : 株式会社キロル

株式会社キロル代表取締役の坂下さん
株式会社キロル代表取締役の坂下さんからはエコモット株式会社のIoTプラットフォーム、FASTIOで動くiPhoneアプリの紹介です。

FASTIOは3G・LTEを搭載したモノをインターネットに繋いで、管理できるプラットフォームサービスです。FASTIOにカメラ、電子機器を接続し、iPhoneアプリではFASTIO対応デバイスをクラウド経由でスイッチの制御やカメラの画像を取得することができます。

以上で発表が終わり、審査が入ります。会場では懇親会となり、結果発表となりました。

結果発表

HMCC Award2016、グランプリはゲームドゥ有限会社の「コロロケの森 ぽいっと」(写真真ん中)、特別賞は株式会社INDETAILのGrowthCloud(写真右から2番目)、株式会社メディア・マジックのバスキタ!(写真左)、クリプトンフューチャーメディア株式会社の初音ミクVR(写真左から2番目)でした!
HMCC Award2016、グランプリはゲームドゥ有限会社の「コロロケの森 ぽいっと」(写真真ん中)でした。おめでとうございます!

特別賞は、株式会社INDETAILのGrowthCloud(写真右から2番目)、株式会社メディア・マジックのバスキタ!(写真左)、クリプトンフューチャーメディア株式会社の初音ミクVR(写真左から2番目)でした。こちらもおめでとうございます!

来年はどんなサービス・コンテンツが登場するでしょうか。また、今日紹介された中でより一層、ブレイクするサービスはあるのでしょうか。北海道のサービスに期待しましょう!

ミライスト・カフェ(MIRAI.ST cafe) 
〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西5丁目1-1 ノルベサ1F

札幌市中央区南3条西5丁目1-1