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[求人]AIQ株式会社が最短上場を共に成し遂げる札幌ラボの人工知能エンジニアとWebフロントエンドエンジニアを募集!

AIQの代表取締役社長CEO、高松睦さん
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世間の関心がさらに高まるAI。札幌でもAI会社があると聞き、ドリノキを訪問しました。AI会社の名前はAIQ株式会社(アイキュー。以下、AIQ)。

2017年7月創業と、まだ創業後1年しか経っていないスタートアップにも関わらず、多くのプロダクトやサービスをリリース。

今回は人工知能エンジニアとWebフロントエンドエンジニアを募集していると聞き、AIQの代表取締役社長CEO、高松睦さんにAIQの札幌ラボがあるドリノキでインタビューを行いました。

AIQはどのようなAIの会社なんでしょうか。

AIQの代表取締役社長CEO、高松睦さんへの取材風景

構成・インタビュー : 赤沼俊幸 取材: 赤沼俊幸・中村真紀 撮影 : 北村亜矢 取材日 : 2018年8月28日

目次

AIQ株式会社とは?

AIQ株式会社代表取締役社長CEO、高松睦さん

AIQ株式会社代表取締役社長CEO、高松睦さん

ーーAIQの事業内容について教えてください。

高松 : AIQの事業領域は人工知能の技術を活用したプロファイリングです。プロファイリングの方法は二つに分かれます。

一つ目はLiveReal(リヴリール)。SNSからディープラーニングの技術によって、現在のユーザーの趣味趣向を解析する機械学習を行うエンジンです。

二つ目はCoCoChiAI(ココチエーアイ)。人間にはDNAレベルで刻まれた気質があります。このDNAタイプは死ぬまでずっと変わりません。アメリカのクロニンジャー博士が考案したメソッドをベースとした、冒険家タイプや慎重派タイプといったように、人間のDNAタイプを8タイプに分けます。

このメソッド使って、人間が変わらない趣味嗜好をプロファイリングするのがCoCoChiAI。東京のスタートアップ三社と共同開発しています。

CoCoChiAIを使用した一例としてはチャットボットがあります。例えば、冒険家タイプの人には「この商品は誰も持ってないですよ」というアプローチをしたり、慎重派タイプな人には「この商品は壊れにくいです」と、チャットボットのスクリプトを気質によって変えたアプローチができます。ECサイトの商品説明をユーザー毎に変えてしまうこともできますね。

現在をLiveReal、変わらない個性をCoCoChiAI、という2軸でユーザーをAIによって、プロファイリングしていく事業を行っているのがAIQです。

LiveReal(リヴリール)とは?

高松 : LiveRealではSNS上の画像の投稿や投稿内容をディープランニングで分析して、デモグラフィック情報をデータベースを溜め込んでいます。現在のLiveRealデータベースにあるユーザー数は600万。そのサーベイデータを様々な企業で商品開発などにご利用頂いています。

ーーサーベイデータとは何でしょうか?

高松 : 画面で説明しましょう。札幌ということで「スープカレー」のインフルエンサーを探してみます。

LiveRealで「スープカレー」のインフルエンサーを探している画面

LiveRealでの「スープカレー」の検索結果画面。スープカレーに関する投稿は女性が多いのがわかる

高松 : こちらが分析結果です。スープカレーの投稿はだいたいは66,000人ぐらい。平均フォロー数やフォロワー数、性別、年代がわかります。スープカレーをよく投稿しているユーザーが一覧で表示されます。

LiveRealでのユーザー画面。関連ワードや、興味のあるジャンル、フォロワーの性別、エンゲージメント率もわかる

LiveRealでのユーザー画面。関連ワードや、興味のあるジャンル、フォロワーの性別、エンゲージメント率もわかる

高松 : ユーザーを選択すると、フォロー数とフォロワー数の男女比、投稿したら、いいね!かコメントがもらえるエンゲージメント率が分かります。「フォロワー数×エンゲージメント率」がそのユーザーの影響力ですね。このツールを使用し、インフルエンサーマーケティングが可能です。

高松 : このデータベースを使ったサービスがAILINK(アイリンク)です。

「Instagramアカウントを上手く運用できない」という企業のSNS運用担当者の悩みを解決するサービスです。先ほどの分析データから、企業アカウントに興味がありそうなターゲットを抽出し、アカウントをフォローしたり、投稿に対して「いいね!」ができます。

結果としてフォローバックやいいね!バックがあり、フォロワーを増加できるツールです。AI分析した結果、親和性の高いアカウントに対してアプローチしているので、非常に高いエンゲージメント率を叩き出しているのが特徴です。大手企業にも導入例が多く、大変喜んでいただいています。

完全な受託仕事はしない。技術のマネタイズを考えています

笑顔のAIQの代表取締役社長CEO、高松睦さん
ーーAIQは他のAI会社と、どのような違いがありますか?

高松 : 北海道のIT系企業だと受託開発をメインのビジネスとされている会社が多いと思います。それでは、エンジニアの頭数 x 単金のビジネスになってしまい、ビジネスをスケールアウトすることが難しいと考えています。特にエンジニアにとっては納期の厳しいスケジュールで開発し続ける必要も出てきますし、新しいことにもトライする時間もなくなり、結果的に会社の魅力がなくなってしまうと思います。

我々は単純な受託開発は行わず、AIを使った自社プロダクトのライセンス販売や自社サービスによるビジネスを行うことをモットーとしており、「技術のマネタイズの最大化」を行える会社だと思います。

サポートしてくれる会社がある

高松 : 他のAI会社と違う点として、スタートアップ支援プログラムに採択されている点がありますね。日本初の人工知能のAIアクセラレータプログラムの第4期生や、MicrosoftのスタートアッププログラムのMicrosoft for StartupsAWS ActivateのPortfolioにも採択されています。

このように様々な会社がサポートしてくれるのも、自社プロダクトやサービスを持ってるお陰だと思っています。 技術を知ってサポートしてくれる会社も多いのが他のAI会社との違いだと思っています。

ーー創業2年弱のわりには多くのプロダクトがあります。かなりのハイペースですよね。

高松 : よく言われます。「何人で作っているんですか?」って(笑) 今、私を含めて、札幌2名。東京1名、インターン2名であわせて5名のプログラマがいます。

いまのところ全員、実績豊富な社員です。また、他のメンバーも全員一部上場企業出身者で、企画やビジネスデザイン行っていた人材です。大きなビジネスをしていた方ばかりなので、物やサービスの作り方、売り方をよく知っていますよ。

札幌のスタートアップはハードモード

笑顔のAIQの代表取締役社長CEO、高松睦さん(左)

ーー普通に考えると、一箇所の場所で作るほうが効率が良いと思うのですが、どうして札幌ラボと東京本社の二拠点体制にしているのでしょうか?

高松 : すごく言われます(笑) 「札幌に優秀な方いるの?」と言われるんですが、私は「います!」と断言していますよ。

少し私の話をします。私は浦河町出身で、月寒高校から北海道大学に進学。以前の会社は一部上場企業で札幌オフィスの先端技術開発の責任者をしていました。ずっと北海道にいる人生です。札幌に家も買ってしまったし、住宅ローン3,000万ぐらいありますし(笑)

私が札幌に住んでますので、札幌に会社を作るのは自然な流れです。でも札幌の環境はスタートアップにとっては、めちゃくちゃ向いてないと思うんですよ。テレビゲームのハードモードでスタートするようなもの。それが嫌で、東京で起業したんですよね。(注 : AIQは東京本社、札幌ラボ)

ーーそう感じたのはなぜですか?

高松 : オフィスの面でも、人材的にもそう感じます。営業的にも不利ですよね。

オフィス面ですと、東京には多くのコワーキングスペースがあり、安価でオシャレなオフィスを借りることが出来ますし、IT系の居抜きのオフィスも多くあるため選択肢が多いですが、札幌だと選択肢はかなり限られてきます。

人材的にはインターンシップの応募は圧倒的に東京の方が多いですし、エンジニアも札幌に比べ流動的だと思います。

その他にも異業種のスタートアップとの協業が出来たり、資金調達系の話も多かったりと、東京で起業するメリットは大きいと思います。

ーー東京で起業した後に札幌ラボを作られたんですね。

高松 : でも本音をいうと、やっぱり札幌がいいんですよね。東京の通勤に耐えられない人にこの札幌は最適です。

エンジニアは集中している時間以外は大したことをしていない。集中していない時の仕事は効率が悪くて、本当は飯食うのも忘れて、帰るのも忘れて、没頭してる時間が一番効率の良い時間。それが一番長くできるのが札幌かなと考えています。

飯も美味いし、通勤も楽。涼しいし、サイクリングもできます。やはり札幌に拠点を置こうと思い、札幌にもラボを構えています。

人工知能エンジニアの仕事とは?

にこやかなAIQの代表取締役社長CEO、高松睦さん
ーー人工知能エンジニアの仕事について教えてください。

高松 : 人工知能エンジニアはニューラルネットワークという脳みその殻みたいなものを作ります。

ただそれだけではなくて、実際はニューラルネットワークに教える「教師データ」を作る仕事が非常に多いんですよね。例えば画像認識では「何が写ってるか」「写真には何が写ってるか」というペアのデータを1万件作ったり。1万件だと少ない方で、何万件も一日中一人で作ったりします。意外と体力仕事も多いですね。

案件によっては論文を読む必要もあります。AIQに寄せられる案件は難題系が多いんですよね。

「今までの技術だと出来ないから、なんとかできませんか」という依頼です。その依頼を解決するヒントがないか、海外の論文を調べて真似をしてみたりするスキルが求められる仕事をしています。

ーー他にはどういうスキルが必要になってきますか?

高松 : 人工知能自体が線形代数学という大学で学ぶの数学等がベースになっていますので、理系の大学を卒業していることが望ましいですね。

ただ、勉強する気があるなら新卒者既卒を問わずに教えます。社会人経験がなくても問題ありません。 プログラム言語としては Pythonが必要ですね。

人工知能エンジニア・Webフロントエンドエンジニア募集要項
雇用形態
正社員、インターンシップ、アルバイト
求めるスキル

人工知能エンジニア
・Python
・Tensorflow / Keras / PyTorchなどのディープラーニングフレームワーク
・pandas、PowerBI等でのデータ分析


Webフロントエンドエンジニア
・node.js / react / dockerを使ったWeb UIの作成経験
・Photoshop / Illustratorを使ったWebデザインの知識を有する

求める人物像
・新しい技術を学び続けられる方
・スタートアップとして大きな成功に向けて一丸となって頑張れる方
・自社サービスを開発し、成長させて行きたい方
勤務地
・札幌ラボ
・希望であれば東京本社勤務も可
勤務時間
・10:00〜19:00
・週休2日制
AIQの代表取締役社長CEO、高松睦さん。インタビューは終始、和やかな雰囲気で行われました。笑顔の耐えない高松睦さんが印象的でした

インタビューは終始、和やかな雰囲気で行われました。笑顔の耐えない高松睦さんが印象的でした

最短上場を目指しています

ーー今後の会社の展望について教えてください。

高松 : 会社としては、まずは上場を一つの目標としていますので、優秀なメンバーにストックオプションを配布して、みんなで大きな成功をつかみたいと思っています。社員があまり若くない大人ベンチャーですので、出来る限り早いタイミングでの上場を目指しています。最短上場出来ると最高ですね。

技術的には、今はデータ分析系が多いのですが、もっと人工知能にクリエイティブなことさせたいと思っています。

例えば、インターネット上にビッグデータが存在しています。なぜビッグデータがあるかというとデータを入力している人がいるんですよ。ECサイトや求人サイトの説明文を入力する人ですね。

そういうところをAIを使って、なんとかしてきたい。AIに文章を書かせている文章生成器の開発も行っていきたいです。

日本語は技術的に難しく、GoogleやFacebookのような海外の企業が参入しにくいんですよ。そういう理由もあり、日本語に特化してやりたいと思っています。

また、Instagram内で直接商品を購入することが出来るShopNow機能を利用したソーシャルコマースにも力を入れようと考えています。 我々のSNSの分析技術を利用して、消費者にとってより良いモノをソーシャルネットワーク上で発見・購入出来るようなサービスも検討中です。

この記事を書いた人

赤沼俊幸
赤沼俊幸キタゴエ編集長
マーケティスト代表。札幌を中心にWebマーケティングコンサルティング・サポートのサービスを提供しているフリーランス。キタゴエでは北海道IT業界の最前線をお伝えします!他に札幌移住計画のイベントや広報担当。プライベートでは今熱中している趣味を話すドハマリや、赤沼俊幸の写真都市というイベントを行っています。
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