WEBサクセスに行ってみた -時代のニーズに応え 老舗印刷企業からWEB企業へと変貌を遂げる-

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WEBサクセスに行ってみた -時代のニーズに応え 老舗印刷企業からWEB企業へと変貌を遂げる-

WEBサクセスの会社訪問記事2本目です! 本記事では株式会社WEBサクセス誕生の経緯、事業内容などを社長の岸さん、専務取締役の白藤さんにお伺いしています!

インタビュアー : 赤沼俊幸 構成:椿原脩平 撮影 : 椿原脩平 取材日 : 2015年10月30日

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紙の媒体の市場の変化に応え、WEBサクセス誕生

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ーー本日はよろしくお願いいたします。早速なのですが、WEBサクセスがどういった経緯で誕生したのか、会社概要などについて教えて下さい

: WEBサクセスは2007年5月に正文舎と白藤のメディアディウムが共同出資する形で誕生した企業です。主な事業内容はWEBサイトの作成、WEBコンサル、WEB活用塾の開催、自社アプリの提供などです。社員についてですが、WEB関連の事業に9名ほどが関わっています。男女比はほぼ半々ですね。

ーーなぜ印刷企業なのにWEB事業を始められたのですか?

: ご存知の通り、現在紙媒体のマーケットは縮小しています。このような状況で、顧客のプロモーション活動をより効果的に支援するため、WEB媒体も提供できる体制を築きました。世の中に、またクライアントの方々に求められ得る価値を提供していくことを意識した結果の事業体です。

現状、クライントの方々も紙媒体のみ、WEB制作のみを別々で発注してくるかというとそんなことはありません。顧客の方がWEBの相談に来られたとしても紙の提案をすることもあります。例えば、時折「とりあえずWEBサイトを作りたい」という要望の顧客の方がいらっしゃいます。ですが、よくよく話を聞いてみると、紙媒体を用いたプロモーション、例えばビラ配りであったり、ポップの作成、もしくは紙さえも用いずに飛び込み営業をした方が本来的なニーズを満たせるということがあります。闇雲にWEB制作を受注して売り上げを上げるのではなく、あくまで顧客のみなさんのニーズを満たすため、弊社で抱えるリソースを活用しています。この点は、一般的なWEB開発受託会社にはできない価値提供だと思います。

印刷からゲームまで

ーー世間一般のWEB制作会社は、印刷機なども持っていませんよね。非常に強みだと感じます。様々な分野の事業に取り組まれているようですが、事業規模で一番大きいのはどうの事業なのでしょうか?

白藤 : 規模でいうと、実はスマホゲームアプリの制作なんです。ゲームを作っているというと非常に不思議がられるのですが、私がもともと経営していた共同出資元のメディアディウムがPCゲーム時代からゲーム事業を持っており、引き継いだ形になります。オセロ、麻雀のゲームを作っていてダウンロード数も非常に多くなっています。岸は麻雀、わからないんですが。笑

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専務取締役の白藤さんです

: ゲームのUIのデザインの技術やノウハウがWEB作成にも生きていて、良いシナジーが生まれていると思います。こちら、ゲームの画面になります。私はなぜか、寝る直前にプレイすると、寝付きが良くなります(笑)

白藤 : 普通は、寝る直前にプレイすると眠れなくなってしまうはずなんですけどね(笑)前職のメディアディウムではゲームの思考エンジンを昔から持っていていて、過去にはアーケードゲーム業者に売ったりなんてこともしていたんですよ。

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マージャンゲームiOSアプリを実際に見せていただきました

ーーそうだったんですね、思考エンジンを持っているのは非常に強いですよね。WEBシステム開発の案件についてはクライアントの方々から、どのような要望が多いですか?

: ECサイト、予約サイトから、社内向けの経理システム、CMSの開発などが多いですね。主にクライアントさんは札幌の中小企業です。WEBに期待をされている企業さんが多いので、その期待に答えられるようにしたいですね。他にも道外の印刷業者がクライントの方のWEB作成案件だけをWEBサクセスに振ってきたりということもあります。

ーークライアントが数あるWEB制作会社からWEBサクセスを選ばれる理由は何だと思いますか?

: クライアントの方の要望に対する対応のきめ細やかさだと思います。例えばWEBのデザインに関しても、クライアントが完全に納得できるまでとことん意見を伺って何度も校正出したりということを行います。また、WEBに慣れていらっしゃるクライアントの方が多いわけではないので、Wordpressの使い方、サイトの運用の仕方についてのマニュアルを作成したり、可能な限り対面でフォローアップを行います。

WEB制作企業の経営者視点で考えると、無駄が多いように感じられますが、現実ではクライアントの方の満足度を上げて信頼を勝ち取ることができると、名刺などの紙媒体の案件なども受注することができたり、はたまた他社の方を顧客として紹介して頂けたりということがあります。結果として、手厚いサポートを行うことで会社としてうまくいっている側面があります。

Web活用塾

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: また弊社ではWeb活用塾というものを行っております(※)。クライアントの方に限らず、WEBの基礎的な知識を学んでいただくプロダクトになるのですが、この事業が非常にビジネススキームとして秀逸です。参加者にはお金を払ってWEBを学んでいただき、それをきっかけにWEBの受注が入ったりということが起こっています。リテラシーの向上を狙った事業でしたが、結果としてお金を頂いて、学んでもらい、そこから案件の受注にもつながるというスキームが出来上がっています。

(※取材日時点の名称。2016年度より、Web・ソーシャルメディア実践塾へ名称が変わっています)

ーーWeb活用塾につきまして、より詳しく聞かせていただけますか?

次回、Web活用塾についてより詳しく書いていきます!お楽しみに!

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〒003-0802 北海道札幌市白石区菊水2条1丁目4-27 

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