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現地取材!RSRのWi-Fi・電源提供ブース。さくらインターネットがRSRでWi-Fiを提供した理由

さくらインターネットWi-Fi SPOT・充電BOX

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015(以下、RSR)が2015年8月14日、15日に開催されました。今年も全国から多くの方が参加。今年のRSR2015は延べ6万5千人を動員したようです。

キタゴエでは以前「今年はRISING SUN ROCK FESTIVALのWi-Fiが7倍!さくらインターネット、無償Wi-Fi提供」というニュース記事を掲載。そこでキタゴエではRSR会場にWi-Fiと電源を提供するさくらインターネットのWi-Fi・電源提供ブースを現地取材してきました!

目次

インタビュワー・構成・撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2015年8月14日

さくらインターネットWi-Fi SPOT・充電BOXを取材

では早速、「さくらインターネットWi-Fi SPOT・充電BOX」ブースに行ってみます!ブースは7箇所あります。写真はヒルズレストランエリアのブースです。

さくらインターネットWi-Fi SPOT・充電BOX
1日目の昼12時前に撮影してきました。RSR自体がまだ開場したばかりで、参加者の携帯充電に余裕がありますので、まだまだ利用する人が少ない時間帯でした。

このブースは無人で運営しています。無人ではありますが、石狩データセンターで監視を行っているようです。もし、Wi-Fiの通信環境に問題が起きたとしても、さくらインターネットのスタッフがいる石狩データセンターからRSR会場までは車で5〜10分の距離。すぐ係の方の方が駆けつけ、復旧させるようです!頼もしいですね!

FREE Wi-FiのSSIDが記載している看板です。
FREE Wi-FiのSSIDが記載している看板
通常、このようなWi-Fiを利用するには会員登録などが必要ですが、今回は会員登録など必要なしで利用できる完全フリーのWi-Fiでした。

太陽光発電パネルを搭載したpoggimo。アクセスポイントとして提供しながらも、太陽光発電による充電を行っているようです!(設置時にはあらかじめ充電済み)
poggimo

poggimoの背面はこのようになっています。
poggimoの背面

ウオルボックスにはなにが収納されているのでしょうか。気になりますね
ウオルボックスにはなにが収納されているのでしょうか。気になりますね

ブースの中の充電スペースを見てみましょう。
充電スペース
なんと、どこの面でも充電可能!阿修羅像みたいですね!38の差込口が!私の家にもほしい!

別の角度からもどーん!これはコンセントの威圧感があります!
充電スペースの別角度

携帯の充電はもちろん、バッテリーの充電も可能です!
携帯の充電はもちろん、バッテリーの充電も可能です

さくらインターネットがRSRでWi-Fiを提供した理由

さくらインターネット株式会社広報宣伝部リーダーの渋谷さんに話をお伺いしてきました!(以後、敬称略)

さくらインターネットがRSRでWi-Fiを提供したのはどういう経緯があるのでしょうか。

渋谷 : さくらインターネット株式会社は2011年、石狩市に「石狩データセンター」を建設しました。石狩データセンター長の宮下が元々、RSRの大ファンでした。宮下はよくRSRに参加していたのですが、「ネットが繋がりにくいのでどうにかしたいな」ということを思ってました。そのような思いを持っている中、さくらインターネットのイベント「さくらの夕べ」を2013年に開催した際、懇親会の席で参加者の方から「さくらインターネットさん、RSRのネット環境をなんとかしてよ」という声がありました。その声を受け、「何かできないか」ということを考えるようになりました。

さくらインターネットの石狩データセンターの土地は石狩湾新港地域の工業用地の管理されている石狩開発さんという事業者から購入したのですが、なんと幸運にもRSRを主催しているWESSさんと繋がりがあり、紹介していただけることになりました。

WESSさんと相談した結果、さくらインターネット用の特別プランを作っていただき、昨年(2014年)のRSRで初めてWi-Fiと電源を提供いるブースを作りました。
さくらインターネットRSR2014ブース参考・2014年のさくらインターネットのブース

昨年はBOHEMIAN GARDENエリアのみでWi-Fi・電源提供を行いました。約500人ぐらいの方にWi-Fiを利用していただきました。電源使用の方を含めると、もっと多かったと思います。

このときの提供で「さくらは頑張っているね」という声を多くいただきました。弊社としてもとても良い感触を得ました。そこで2015年は規模を拡大して提供しようと考えたのです。

なるほど。費用や人員の面でもWi-Fiや電源の提供は大変なことだと思うのですが、それを乗り越えても提供したいと思われた理由はなんでしょうか?

渋谷 : 五点の理由があります。

まず一点目、さくらインターネットは石狩にデータセンターを構える企業として、地元の石狩に貢献したい思いがあります。石狩を代表するイベントであるRSRをさくらインターネットとしても共に盛り上げたい気持ちがあり、「さくらインターネットとしてできることはあるだろうか」と考えたときに出た答えは「インターネットで貢献したい」ということでした。

二点目は「さくらインターネット」という会社をもっと皆様に知っていただくためです。さくらインターネットはサーバー事業者ですので、サーバーを扱わない方にとってはなかなか関わりあいがない企業なのですが、より多くの方に知っていただき、親しみを持っていただくための接点になれれば考えています。

三点目はPR観点で露出の強化です。今回の様子は昨年に続き、さくらインターネットのオウンドメディア「さくらのナレッジ」に掲載する予定です。また、キタゴエさんの他、IT系のメディアにも記事として取り上げていただける予定になっています。

四点目は、採用活動にも繋がるということです。昨年、「さくらのナレッジ」や各種メディアに記事が掲載されたお話をしましたが、その記事を見て「私もRSRでWi-Fi環境を構築したい」と思った学生がいました。この取り組みがまさか採用活動につながるとは、意外でした。

最後の五点目は弊社の社員教育になる点です。このWi-Fi環境は運用部のエンジニアが構築しています。普段、運用部の業務は、ゼロベースで新しく何かを作る機会は多くなく、既存のシステムを守る仕事がメインとなります。そのような運用部にも社外との交渉などを含めて、Wi-Fi環境の構築業務を経験し、「ゼロから新しいものを作っていく」という経験をしてもらい、成長してほしいという会社の願いがあります。

取材とインタビューにご協力いただきました渋谷さん、ありがとうございました!

利用の様子

今年はRSRはInstagramの投稿を推奨していました。
#RSR15 InstagramRSR会場の数カ所に設置されたInstagramの投稿を推奨する看板

「#RSR15」のハッシュタグをつけて投稿すると、SUN STAGEの大型ビジョンに写真が表示されるということを行っていました。

昔の携帯は連絡を取るだけの道具でした。しかし、携帯のカメラ機能の発展するにつれ、携帯は思い出を残したり、Instagram、Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアの発展によって、思い出を共有できる道具になりました。

ただ、携帯は充電がないと動きません。

下記の写真はさくらインターネットWi-Fi SPOT・充電BOXの1日目、夜の様子です。こんなに充電している光景を見たことありますか!?
充電の様子

連絡を取ったり、思い出を残したり、共有する携帯電話。それを支えたのがさくらインターネットのWi-Fi SPOT・充電BOXブースでした。このような充電できる環境に支えられて、皆さんはよりRSRを楽しめたのではないでしょうか。この光景を見て思いました。

個人的にはRSRが終わり、寂しい気持ちでいっぱいです・・・が、ソーシャルメディアで共有された写真を見ながら、来年のRSRまで楽しみな約360日間を送っていきましょう!

#rsr15 • Instagram

この記事を書いた人

赤沼俊幸
赤沼俊幸キタゴエ編集長
マーケティスト代表。札幌を中心にWebマーケティングコンサルティング・サポートを行っています。キタゴエでは北海道IT業界の最前線をお伝えします!
ASCII STARTUP 業界ポジトークでも月に一度の連載を行っています。