この度の平成30年北海道胆振東部地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
9月11日現在、北海道のほぼ全域の約295万戸のうち、99%にあたる293万戸で停電が解消しているとの発表が北海道電力からありました。
大きな地震後の一週間は余震に注意すること、現在では節電に気をつけなければいけませんが、札幌では少しずつ日常が取り戻されつつあります。
最も震度の大きい地震があった9月6日は、ほとんどの札幌のIT企業が休業。翌9月7日は休業、あるいは自主判断での出勤、リモートワークでの勤務が多かった印象です。
北海道胆振東部地震における役立つサイト・サービスまとめ
少し落ち着いた現在、今後の北海道胆振東部地震における役立つサイト・サービスをまとめました。
構成 : 赤沼俊幸
ほくでん(北海道電力)
現状の北海道電力の供給力では10%程度の電力が不足することが予想され、節電コア時間帯(平日8:30~20:30)、平常時よりも2割の節電を企業・家庭に呼びかけています。節電に関する情報を掲載しているページを紹介します。
北海道・札幌市特設サイト
SNSではいくつかのデマがありました。デマに惑わさない一つの方法は正しい情報発信箇所からの情報を確認することです。代表的なページとして、北海道と札幌市のページを紹介します。
北海道胆振東部地震支援マップ
公的施設、会社、個人宅含め、トイレ、休憩所、充電スポット、入浴支援、炊き出し、給水所、避難所を見つけることができるサービスです。情報登録も可能。制作 : 入江開発室
地盤サポートマップ
今回の地震は札幌内でも大きく震度が変わりました。地盤による影響があったと思われます。関心度が上がっている地盤について、視覚的にわかりやすいサービスです。
被災した外国人観光客の方の対応
被災した外国人観光客の方の対応に困った方向けに役立つサイトです。
英語、韓国・朝鮮語、中国語(繁)、中国語(簡)の4言語で災害発生時の避難行動や多言語情報へのリンク、多言語コミュニケーションカードなど。アプリ版もあり、緊急地震速報などの通知機能もついています。
「旅の指さし会話帳」を発行している株式会社情報センター出版局による被災地支援指さし(北海道版)。シートを見ながら、該当するイラストと翻訳文を指さしながら日本語がわからない方々に情報提供できるシートで、ホームページから無料ダウンロードが可能。印刷またはスマートフォンで表示しながら使うことができます。
(対応 : 英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、フィリピン語、ベトナム語、タイ語)
(情報提供 : 木村綾)
防災マニュアル(東京都)
首都直下地震等の様々な災害に対する備えが記載している東京都が作成した防災マニュアルです。首都直下地震等を想定していますが、北海道での災害にも役に立ちます。リンク先からPDFで閲覧可能です。
電子書店でダウンロードを行い、タブレット端末等にダウンロードしておけば、災害時、インターネットに接続しなくても読むことができます。
また、東京都は他にも文字が大きく、イラストも豊富な「東京くらし防災」の配布も行っています。読みやすいほうをご覧ください。
(更新 : 9月11日17時 情報提供 : 石神圭太さん)
地震防災マップ(札幌市)
地震防災マップは、第3次地震被害想定で想定された揺れの強さや液状化の危険性などを図示し、あわせて地震災害に対する日頃の備えや災害時の行動などの情報をのせております。災害時はもとより、日頃の防災対策にご活用ください。地震防災マップ(札幌市)
札幌各区の地震防災マップ、液状化危険度図、建物全壊率図のPDFが配布されています。
(更新 : 9月12日15時)
中小企業・小規模事業者の資金繰り等に関する災害の特別相談窓口(経済産業省北海道経済産業局)
経済産業省北海道経済産業局は、平成30年北海道胆振東部地震に係る災害の特別相談窓口を設置しました。
これは北海道内179市町村に災害救助法が適用されたことを踏まえたもので、特別相談窓口は中小企業・小規模事業者の資金繰り等に関する相談に対応するためです。
情報をお寄せください
他にも北海道胆振東部地震において、役立つサイト・サービスの情報をお寄せください。キタゴエのタレコミ欄、またはFacebookページ、Twitterまでお待ちしております。
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