2016年6月17日(金)、18日(土)に開催されたオープンソースカンファレンス2016 Hokkaidoに行ってきました。オープンソースカンファレンスは通称、OSCと呼ばれています(以下、OSC)。
オープンソースカンファレンス2016 Hokkaido – オープンソースの文化祭!
キタゴエは昨年開催されたOSC2015にも取材に行っています! 去年の様子は以下の記事をご覧ください。
OSC2015北海道に行ってみた! – 満員御礼!オープンソースの祭典
取材・撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2016年6月18日
札幌コンベンションセンターで開催
OSC2016Hokkaidoは地下鉄東西線東札幌駅付近にある札幌コンベンションセンターで開催! 札幌IT系の大きなイベントはコンベンションセンターで開催されることが多くなっています。
札幌コンベンションセンター
〒003-0006 北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1
近くには最近できたコメダ珈琲や、同じくIT系イベントが多く開催される札幌市産業振興センターもあります。
札幌コンベンションセンターの受付にある電光掲示板を見ると、
1つを除いた全てがOSC2016 Hokkaido!
スタッフの部屋も含めて、12部屋も借りて行われている規模の大きなオープンソースの祭典です。その中の10部屋で行われているのが、オープンソースを中心とした内容の最新ITセミナーです。最大10のセミナーが同時開催。同時開催数ではライジングサンロックフェスティバルを越えるほどの規模です。
OSC、もう一つの目玉が展示ブース。展示ではオープンソースコミュニティや、オープンソースを応援する企業の出展を見ることができます。今回は展示ブースの内容を中心に、2日目の6月18日に取材してきました!
展示ブース
受付ではFirefoxのキャラクター、フォクすけ(かわいい!)のFirefox OSの手提げ袋と、タイムテーブル表、展示ブースに展示しているサービスのフライヤー集を受け取ります。
こんなにたくさんのフライヤー! フライヤーは後での振り返りに使えたり、展示ブースに訪れる前に確認し、お目当ての展示ブースをあらかじめ想定しておくのもいいでしょう。
それでは展示ブースの部屋に入ってみます。訪問は10時半頃でしたが、すでにたくさんの人でした。
いきなり刺激的なポスターを目にします。
ここからは印象に残ったブースを紹介します。
クリプトン・フューチャー・メディア
初音ミクで有名なクリプトン・フューチャー・メディアのブースです。
初音ミク関連のアプリが展示。
クリプトン・フューチャー・メディアの方より、カードをいただきました。
スマホ用音楽カード『SONOCA(ソノカ)』を配布していました。カードについているQRコードを読み取り、シリアルコードを入力すると、音楽が聴ける仕組みです。「イベントに来てくれた方にだけ曲を配布するような使い方ができます」とのことです。
他にもさまざまなグッズが展示・配布されていました。ファンには嬉しい展示ですね!
インフィニットループ
インフィニットループの展示ブースでは松井社長が直接、お出迎え!(写真左上)
インフィニットループがサーバーサイドを担当したクリスタルオブリユニオンのポスター展示や(写真左上)、インフィニットループ公式マスコットキャラクターあいえるたんのシール配布(写真右上)や、勤怠管理システム「シュキーン」のNexus7プレゼント企画(写真左下)や、VRで仮想空間に塗り絵ができる「せかいぬりえ」が展示されていました(写真右下)。
ETロボコン北海道地区実行委員会
ETロボコン北海道地区実行委員会の展示ではコース(線の上)を通るロボットの展示がありました。
さくらインターネット
さくらのクラウド2万円分の無料チケットを配布(写真左上)しているのは、石狩にサーバーセンターを構える、さくらインターネット。
今回もたくさんのノベルティを配布しています!(写真右上) さくらクラウドと、さくらクラブのシール配布から、さくらインターネット公式キャラクターの「桜葉愛」と「まりな」のカレンダーも配布。カレンダーは初めて見ました…!
さくらのIoTプラットフォームのさくらの通信モジュール(LTE)の実機の展示(写真上)と、WebSocketのテストデモを行っていました(写真下)。
秋葉原IT戦略研究所
秋葉原IT戦略研究所では「AnimeAPIを使ったデータ解析で理解する最新アニメ事情」という同人誌が販売…! 取材中も買っていく方がおり、かなり売れたのではないでしょうか。
SaCSS
札幌のWebデザイナー・コーダーに人気セミナー、SaCSSの展示ではステッカー配布や、相談コーナーがあります。
Ejectコマンドユーザー会
Ejectコマンドユーザー会なる展示が・・・
Ejectコマンドユーザー会の説明をWebサイトより抜粋します。
Ejectコマンドユーザー会とは
使われなくなった5インチタイプのCD-ROMドライブを再活用方法として、CDトレイの開閉をアクチュエーターとして利用した工作を研究開発するユーザー会です。さらに、どのLinuxにも用意されているEjectコマンドを使用して遠隔地からの操作を可能にすることによって、リモート操作を実現させています。 ユーザー会について | Ejectコマンドユーザー会より
このURLにアクセスすると、
このサイトが表示され、Tap hereのところを押すと、
CDトレイが出てきて(Eject)、
トレイが鐘にあたり、ゴーンと鳴ります。
というような、Ejectコマンドを研究しているのがEjectコマンドユーザー会だそうです。コアな世界ですね…。
北海道警察サイバー犯罪対策課
続いて移動すると、目を引くパネルが…これは。。。
北海道警察サイバー犯罪対策課の展示ブースでした!
OSCはコミュニティや民間企業だけではなく、公的機関も出展しています。本展示では「スマホアプリ情報流失システム体験コーナー」として、スマホアプリからどのように個人情報がどのように流失してしまうのか体験ができます。
その他にクレジットカード情報などを抜き取るフィッシングサイトなどインターネット犯罪に対する注意の啓蒙展示がありました。ちなみにパネルのキャラクターの名前は明るく活発(若干ドジ)な香田美咲(こうだ みさき)巡査長のようです。
展示を一通り見終わり、会場を出ようとすると、気配が・・・
北海道警察のシンボルマスコット、ほくとくんでした。ほくとくんの敬礼に見送られながら、会場を後にしました。
OSCは毎年開催されています。来年もおそらく開催すると思いますので、気になる方はぜひ足を運んでくださいね!
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