2016年3月28日(月)18時30分より、Wallで開催した「24-7札幌オフィス オープニングパーティ」に取材&参加してきました!
取材・撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2016年3月28日
株式会社24-7は以前、札幌に本社を構えていました。しかし、2013年末に札幌オフィスを閉鎖しました。約2年間、札幌にはオフィスがない状況でしたが、2016年、札幌に新オフィスを再設立。2016年4月、営業を再開します。詳しくはキタゴエ記事、「あの24-7が札幌に帰ってきた!スタートアップメンバーを募集[求人]」をご覧ください。
Wallとは?
赤字で「Wall」と書いている建物が今回、24-7札幌オフィス オープニングパーティが開催する場所です。
Wallは札幌市営地下鉄東西線、西11丁目駅4番出口より徒歩約5分の場所にあります。株式会社24-7の札幌新オフィスはWall annexというWallの別館。今回、開催するオープニングパーティはWallの本館で開催。WallとWall annexは同じ構内にあります。つまり、オフィスと同じ構内の別館のイベント会場でパーティを開催します。
Wall
札幌市中央区北2条西10丁目2番地7
Wallの入口です。
Wallの玄関に入ると、オシャレなエントランスが来場者を迎えてくれます!
エントランス写真を紹介します。
今夜のパーティ会場案内がありました。会場に入ります!
会場のWall 1F Loungeへ
会場となる「Wall 1F Lounge」は白を基調とした、こちらもまたオシャレな空間でした!
会場には札幌オフィスの開設と、パーティを祝うお花が届いていました。
札幌支社代表の佐藤 寛次郎さんインタビュー
株式会社24-7取締役であり、札幌支社代表の佐藤 寛次郎さんに「今回、パーティを行う目的について教えてください」とお聞きしました。
佐藤寛次郎さん : オフィスを作る背景は前回お伝えしましたが、本日は札幌の取引先の方がいらっしゃいますので、その方をもてなすのが目的です。「引き続きよろしくお願いします」という気持ちを込めた感謝祭と考えています。
パーティの後半では新しいワークショップのご案内、東京でのビジネスの方法といったトークセッションを行うので、札幌の方にも”こういうビジネスの仕方がある”ということを参考にしていただければと思っています。
パーティの料理
パーティ会場にはたくさんの華やかな料理が並べられました。今回のオープニングパーティーの参加費は無料で食べ飲み放題! 24-7さん、ありがとうございます!ではパーティの料理を紹介!
料理が並べられ、いよいよパーティが始まります!
パーティスタート!乾杯!
札幌市経済局産業振興部立地促進担当課長の奥村彰大さんの挨拶で乾杯ー!
「僕たちが札幌に戻ってきた本当の理由」
トークセッション第1部は株式会社24-7代表取締役 CEO 田村慶さんより「僕たちが札幌に戻ってきた本当の理由」です。
冒頭は株式会社24-7の社名の由来、事業内容の紹介がありました。特に最近はインバウンドマーケティングをメインにしているとの説明があります。「インバウンドといっても、訪日外国人旅行のマーケティングではありません。実は今日取材に来ていただいている記者の方も、当初、訪日外国人旅行のインバウンドと思って、取材しに来てくれたみたいです(笑)」と話すと、会場が笑いに包まれました。
ここからは来場した皆さんが気になっているであろう札幌に戻ってきた本当の理由についての話が展開されました。
「2014年に札幌本社を一度、閉じて、東京本社に移しました。そのときの理由を今日、お話します。
札幌でビジネスを行っているときのメインが受託、下請けのビジネスでした。いわゆるWebサイトのニアショア開発です。2012年にマーケティングの取組みを開始し、今後、マーケティングの事業にフォーカスする目的で本社を東京に移しました。
なぜ東京本社にフォーカスすることになったかというと、やはり直接取引をするお客様が非常に増えまして、東京で密にミーティングをする機会が増えたことが要因です。ミーティングに対して、毎回、札幌から東京に出張に行くということが2013年に増えて、コストバランスが悪くなっていきました。
僕らとしてはインバウンドマーケティングにフォーカスを持って行きたいということで、いろんな方に迷惑をかける形にはなったのですが、一回、札幌をクローズして、東京に集約する判断をしました。
2005年に札幌で創業して、札幌でずっと活動して、私も実家は今でも札幌なので、すごく思い入れがある中、バサッと東京に移すのは非常に重い決断だったのですが、今こうして帰ってこれまして、非常に良かったと思っています。
良かったと思う点は、東京のクライアントと直接仕事をして、業務の切り分けをしながら、札幌でも雇用を生みながら、仕事ができることになってきたことです。東京でやるべき仕事、札幌でやるべき仕事というように切り分けて、活動ができればと思います」
「なぜ札幌かというと、地元で東京の仕事を続けたい、ということです。謙虚で優秀なエンジニアが札幌にはたくさんいます。そしてリモートワーク可能な会社にしたい。
昔の24-7は札幌でも東京の仕事をしていたのですが、今、社員が35名ぐらいいて、過去の札幌に会社があった時代の24-7を知らない人もいて、遠隔で仕事をすることに慣れていなくて、社内がぐちゃぐちゃになることもあります。
遠隔で仕事をするにはどうすればいいか、というのはお互い、身につけ合うことをやってきながら、個人としても会社としてもノウハウが溜まるので、こういった活動をどんどんしていってほしいと思っています」
田村さんからの話の最後に、本記事のインタビューにも答えていただいた佐藤寛次郎さんが紹介されました。
「札幌の責任者である佐藤が札幌に引っ越しました。これは個人的な情報なのですが、東京の家を売って札幌に来ました。本気ですので、ぜひご支援をお願いします」と締めくくり、歓迎の拍手がありました。
「営業せずにインバウンドで見込み顧客を集める実践方法」
続いては株式会社コムニコ、Engagement Strategist 本門功一郎さんと、株式会社24-7 Marketing Planner 陶山大介さんによる「営業せずにインバウンドで見込み顧客を集める実践方法」のお話がありました。
24-7とコムニコにはサービスのコモディティ化、下請け構造、収益性の悪化、値下げの要求、人材流出という共通課題があり、その解決を行うため、「インバウンド体制の構築」「制作から運用への転換」ということをに取り組みます。
行ったことはオウンドメディアを活用した認知獲得や、eBookを活用した見込み顧客の獲得、セミナーなどのイベントでの見込み顧客の育成です。
コムニコの成果として、アウトバウンドの営業を2名から0名となり、全員がコンサルタントとなります。年間オンラインの問い合わせが2013年が6件だったものが2015年度は95件となります。24-7の成果としては月間150件の見込み顧客拡大、直販比率が75%の向上したようです。
「はたらく」をテーマとしたワークショップ「24-7 Work Academy」
最後のセッションは株式会社24-7の佐藤寛次郎さんによる‘はたらく’をテーマとしたワークショップ、「24-7 Work Academy」開催の発表がありました。北海道情報大学情報メディア学部情報メディア学科准教授の安田光孝先生も共に発表です(写真右)。内容について詳しくはニュースリリースをご覧ください。
北海道情報大学と共同で、IT業界のキーマンを講師とした課外授業「24-7 Work Academy」を開講します。
閉会
最後に株式会社24-7の所属するグループ会社である株式会社エル・エム・ジー代表取締役社長 林雅之さんより閉会の挨拶があり、パーティは終了しました。
ちなみに参加した皆さんにはおみやげとして、ノートとペンが配られました。このノートには24-7のカルチャーコードが書いてあります。
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