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北海道のIoTを知っていますか? 地方版IoT推進ラボに行ってみた!(ITpro EXPO 2017③)

地方版Iot推進ラボ ブース全体写真
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2017年6月13日(火)、14日(水)に開催された、日経BP社が主催のITpro EXPO 2017に行ってきました。本記事では経済産業省により「地方版IoT」に選ばれた地域の、札幌市、函館市、釧路市、士幌町が出展しているエリア「地方版IoT推進ラボ」の模様をお届けします。

イベント概要は前々回の記事をご覧ください!

最新の業界トレンドが札幌に集結! ITpro EXPO 2017に行ってみた① | キタゴエ

イベント公式ページはCloud Days 2017 <札幌>をご覧ください。

 

インタビュアー・取材・撮影 : 赤沼俊幸 構成:高橋アメリ 取材日: 2017年6月14日(水)

出展ブースの様子

今回、全59社が出展・協賛したこちらのITpro EXPO 2017。本記事では全6か所ある中のブースの一つ、「地方版IoT推進ラボ」にスポットを当てています。他のブースの概要については前回の記事をご覧ください!

世界を変える北海道発の新サービスが出展!北海道パビリオンに行ってみた!(ITpro EXPO 2017②) | キタゴエ

「地方版IoT」とは、地域におけるIoTプロジェクト創出のための取組のこと。経済産業省により選ばれた地域の、札幌市、函館市、釧路市、士幌町が出展しているブースです。詳しく見ていきましょう!

IoTプロジェクトの詳細については、経済産業省 地方版IoT推進ラボについてをご覧ください。

 

札幌市IoTイノベーション推進コンソーシアム

札幌市IoTイノベーション推進コンソーシアム

札幌市では、6/1に発足されたばかりの、「SAPPORO AI LAB(札幌AIラボ)」についての出展。AIについての情報発信、AI関連技術の新たなビジネスの創出や、技術者向けのワークショップなどを行います。実際の市民生活や、企業活動に役立つ技術の開発を支援し、社会実装の実現を目指していく、とのことでした。

公式ページは札幌市IoTイノベーション推進コンソーシアムをご覧ください。

函館市IoT推進ラボ

函館市IoT

函館市では、高等教育機関が集積している地域の強みを活かして、公立はこだて未来大学発のベンチャー企業の取り組み「AIハヤブサ」、函館工業専門学校のものづくり技術等を活用した「牛の発情検知システム」についての出展が行われていました!

函館市 AIハヤブサ

「AIハヤブサ」とは、画像処理を使った異物の混入や整備不良などを検知するシステムのこと。食品製造業や、自動車業など幅広い業界で応用することができそうです。株式会社ミラック光学との、産学連携の研究です。

 

函館市 牛の発情検知システム

「牛の発情検知システム」は、牛の発情を検知する仕組み。発情がわかれば、牛が妊娠する機会を逃すことがなく、乳量を安定的に確保できるようになるとのこと。株式会社エスイーシーとの産学連携で、開発されました。函館工業専門学校の学生も、PBL(課題解決型授業)として、参加しています。既に開発は終わり、特許も取得済みで、現在さらなる実用化を進めているようです。

公式ページは函館市IoT推進ラボをご覧ください。

 

釧路市IoT推進ラボ

釧路市IoT推進ラボ

インバウンド(訪日観光)を含む多くの観光客が当地を訪れており、今後も増加傾向が続くものと予想されている釧路。特に外国人観光客を受け入れる体制を整えるべく、開発したアプリ「釧路阿寒摩周おもてなしアプリ」の紹介が行われていました! 位置情報を利用し、Wi-Fiがない環境でも、観光施設や、道路状況などの情報を、持ち主の母国語で配信してくれるアプリです。他にも、飲食店で、外国人観光客が、メニューを母国語で確認し、注文・決済までできるアプリについても、実証実験中です。市や観光協会、地域の企業が連携して取り組んでいる点にも、注目です。

公式ページは釧路市IoT推進ラボをご覧ください。

 

士幌町IoT推進ラボ

士幌町IoT推進ラボ

士幌町では、農業高校と連携し、IoTを農業に活かした取り組みについて、展示していました。

e-kakashi(イーカカシ)をビニールハウス内に設置し、気温や地温、土壌水分のデータを24時間取得。情報はパソコンやスマホで確認できるようになっているので、離れたところからも確認でき、異変があったらすぐに対応ができるようになります。既に、切り花や越冬玉ねぎ、落花生で実証実験を行っています。データとして蓄積されることで、比較・分析することができます。また、経験と感覚で行うというイメージの強い農業が、管理しやすくなるという点も、農業従事者はもちろん、新規参入者にもありがたいのではないでしょうか。

公式ページは士幌町IoT推進ラボをご覧ください。

 

以上、全4つのブースを取り上げました。行政のネットワークを活かし、産学官が一体となって取り組んでいたのが印象的でした。

次回は、番外編として、「イベント会場でのお楽しみの、○○○」についてレポートします。 お楽しみに!

この記事を書いた人

高橋 アメリ
可愛いもの、新しもの好きなアラサー。見た目ふんわり、でもパワフル。
家と会社を往復する毎日に「このままでいいのかな」と悶々としていた時に自分の「好き」を見つけ、毎日が楽しくなったことをきっかけに「一歩踏み出した先の楽しい世界」や「新しい自分を見つける」後押しになる記事や「次の週末がちょっと楽しみになる」記事を執筆。
札幌在住。趣味は旅行とポーセラーツ(教室も開催)、カフェめぐり。
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