KidsVenture×宇宙「IchigoJamで宇宙を見に行こう!」に行ってきた!

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KidsVenture×宇宙「IchigoJamで宇宙を見に行こう!」に行ってきた!

2018年7月28日に余市宇宙記念館スペース童夢で開催した「IchigoJamで宇宙を見に行こう!」に行ってきました!

IchigoJamで宇宙を見に行こう!」は3日間かけて電子工作・プログラミング、Ichigojamの成層圏への打ち上げ、情報解析を行うイベント。

IchigoJamで宇宙を観に行こう

1日目(7月28日)は参加者である子供たちが温度・気圧・湿度を計測するセンサーを搭載したこども用プログラミング専用パソコンIchigoJamプログラミングと制作します。

2日目(7月29日早朝)は1日目に制作したIchigoJamとカメラを載せた気球を成層圏に向けて打ち上げます。打ち上げたIchigoJamは環境データを蓄積し、空から見る地球の写真を撮影。撮影後、気球は落下。落下後はKidsVentureスタッフが回収します。

3日目(8月18日)はセンサーデータを参加者が集計し、データや撮影した写真から分かる考察を発表します

本イベントの全体進行はKidsVentureとPCN札幌。気球の打ち上げなどの技術支援をNEXTDAYSIAFラボが行いました。

本イベントの中心団体である「KidsVenture」は、小学生を対象に電子工作とプログラミングを通じ、「つくる楽しさ」「学ぶ喜び」を体験できる場を提供している非営利団体。キタゴエでも取材多数。

本記事は取材した1日目の様子を中心にお届けします。

撮影・ライター : 赤沼俊幸 撮影・赤沼俊幸・広中裕士 取材日 : 2018年7月28日

余市宇宙記念館 スペース童夢とは

余市スペース童夢

1日目の会場である余市宇宙記念館 スペース童夢。こちらは日本人初の宇宙飛行士、余市町出身の毛利衛さんが初の宇宙授業を行ったことを記念した施設。2018年で20周年を迎えました。

 余市町で生まれ育った宇宙飛行士の毛利 衛さんのメッセージと毛利さんが行った宇宙実験、そして日本の宇宙開発を担うJAXA(宇宙航空研究開発機構)の活動の紹介を通して、宇宙と地球を学ぶ最新情報発信基地です。

余市宇宙記念館 – 余市蒸溜所 見学ガイド | NIKKA WHISKY より

今回のイベントのテーマが「宇宙」。そして打ち上げ場所に近いことから、スペース童夢での開催はこれ以上にない開催場所といえるでしょう。

余市宇宙記念館 スペース童夢  北海道余市郡余市町黒川町6-4-1

〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町6-4-1

IchigoJam組み立て / 電子工作

参加者の子供たちは10時に集合。スタッフ、子供たちによる自己紹介、ミッション説明が行われます。

 ミッション説明をするkidsVentureの高橋さん(写真左)

最初はIchigoJamを組み立てる電子工作のワークショップに入ります。

PCN仙台の親方

電子工作を担当するのはPCN仙台の通称、親方。親方はなんとこの日のために仙台から余市に駆けつけました。

「みんなのうちにはコンピュータはある?」と親方は子供たちに問いかけます。答えがなかなか出ない子供たち。親方は「みんなの大好きなゲームもコンピュータです。冷蔵庫も洗濯機も、車も電車もコンピュータ。生活する上で触れるものの多くにはコンピュータが入っています」と説明。納得する子供たち。

日常でコンピュータの存在を意識することはありませんが、こんなにも身近にコンピュータがあることに気づかされます。

そしてそのコンピュータが入っているIchigoJamを組み立てるワークショップに移ります。はんだづけの方法や火傷に気をつける注意事項の説明後、午前中は基板へのはんだづけを行います。 

参加者の道具

子供たちの道具。はんだづけも子供たち自身が行います。

子供たちによるはんだづけの様子

子供たちによるはんだづけの様子

はんだづけ後はモニタに接続。モニタが付き、基板に取り付けた電球を光らせることができると、はんだづけは成功です。

IchigoJamのはんだ付けに成功したモニタ

IchigoJamのはんだづけに成功したモニタ

午後のプログラミング入門を担当するヨガ隊長

午後のプログラミング入門を担当するヨガ隊長

まずはLEDを光らせるためLEDに命令するプログラミングを行います。子供たちは難なくLEDを光らせます。

LEDを光らせるプログラミング

LEDを光らせるプログラミング

プログラミングの初歩がわかった次は「かわくだりゲーム」というゲームを制作。

かわくだりゲーム

自分のキャラが下から迫ってくるブロックを避ける川下りゲーム。ゲーム作りは難しそうに思えますが、一行ずつ習い、子供たちはクリアしていきます。

かわくだりゲームをモニタ表示

かわくだりゲームの様子

完成したプログラムがこちら。この8行でかわくだりゲームができていることに驚きます。

かわくだりゲームのプログラミング

センサを使った応用プログラム ワークショップ

最後のワークショップ「センサを使った応用プログラム」の担当はSIAFラボの釣り隊長、船戸大輔さん。株式会社アートフルの代表取締役でもあり、キタゴエでも会社に訪問したことがありました(会社は取材当時から移転)。

釣りが趣味な船戸さんは先週、IchigoJamを使って釣りを行ったようです

釣りが趣味な船戸さんは先週、IchigoJamを使った釣りを行います

まずはセンサがどのようなものかわかるように、明るさを測るIchigoJamにCDSと呼ばれる明るさセンサーをつけます。

明るさセンサー CDS

アナログセンサーから読み込んで明るさを表示

アナログセンサーから読み込んで明るさを表示

各子供たちが明るさを表示するプログラミングを終えた後は、最後のワークショップ。「温度」「気圧」「湿度」という3チームに分かれて、それぞれの担当部分を制作します。

この日に制作したIchigoJamが実際に宇宙空間での温度、気圧、湿度のデータを収集します。

温度センサー、気圧センサー、湿度センサー

Ichigo Jamに組み込まれる温度センサー、気圧センサー、湿度センサー(KidsVentureサイト IchigoJamで宇宙を見に行こう!から引用)

 

担当部門を制作

気圧センサーの働きを確かめるため、息を吹きかけて確認

気圧センサーの働きを確かめるため、息を吹きかけて確認

時には大人も協力!

時には大人も協力!

完成し、検査に合格すると「完成検査適合証明書」が子供に授与されます。

「完成検査適合証明書」が子供に授与

IchigoJamの開発者でもあり、jig.jp会長の福野泰介さん

IchigoJamの開発者でもあり、jig.jp会長の福野泰介さん

なんとこの日のためにIchigoJamの開発者、福野泰介さんが余市に! 「一日一創のススメ」として子供たちに作る楽しさ、コンピュータを味方にしてたくさんの人と繋がる大事さについて講演がありました。

打ち上げ決行

講演後は高橋さんから「打ち上げ決行!」の案内があり、会場は拍手。無事、翌日早朝の打ち上げが可能になりました。

「IchigoJamで宇宙を見に行こう!」記念撮影

最後は子供たち、講師含めて記念撮影!

 

打ち上げ・2日目(7月29日)

スタッフと打ち上げ見学する参加者は朝4時に余市マリーナモイレ岬に集合。4時34分、IchigoJamを載せた気球が宇宙に向けて打ち上がりました。

打ち上げの様子は動画をご覧ください(動画再生後左上に表示されるボタンで視点を変えることができます)。

空に打ち上がったIchigoJamを積んだ気球

IchigoJamを積んで空に打ち上がった気球

 

この後、2018年8月18日にビットスター株式会社で行われたDay2ではカメラで撮影した成層圏から見下ろす地球の動画を子供たちに公開。各センサーから取得したデータを元にした情報解析が行われました。

取材を終えて

宇宙は遠いところ。私はそう思っていました。

数十年前の時代、外国は遠く、海外旅行は限られた人のものでした。現在、海外旅行は身近なものとなり、行こうと思えば、ほとんどの国に行くことができます。現在、宇宙に行けるのはごくごく限られた人ですが、たびたび民間の宇宙旅行が話題になります。いずれ宇宙旅行に行ける未来が来るのでしょう。

「IchigoJamで宇宙を見に行こう!」では自らの作ったIchigoJamが宇宙に辿り着きます。宇宙に触れ合い、データを取得してくる。子供たちはIchigoJamを通して、宇宙が身近なものと感じることができたのではないでしょうか。そして「宇宙に対して何をするか」という視点ができたのではないでしょうか。そのような機会を得ることのできる本イベントは大変貴重で価値が高いと感じました。

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