クラスメソッド株式会社の札幌オフィスから、クラスメソッドの事業、働き方、札幌オフィスと東京オフィスでどうやって意思疎通しているの?などなど疑問に思うことについて、クラスメソッド株式会社の佐々木大輔さんと、小室啓さんに伺っています。それではインタビューをどうぞ!
インタビュワー : 阿部友暁・赤沼俊幸 構成: 赤沼俊幸 撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2015年5月14日
もう少ししたら、狭くなってしまうんですよね(笑)
(写真左)モバイルアプリサービス部アプリケーションエンジニアの小室啓さん (写真右)AWSコンサルティング事業部ソリューションアーキテクトの佐々木大輔さん
ー クラスメソッドさんは設立されてどれくらいが経ちますでしょうか?
佐々木 : 会社自体は11期目です。札幌オフィスの設立としてはまだ1年経ってないです。(※注 取材日の時点)
ー 最初からこのオフィスですか?
佐々木 : そうですね、 昨年の7月に開設したところがこのオフィスです。「もっと人が増えるだろう」ということで少し広めのオフィスにしました。ただ実際はもう少ししたら、狭くなってしまうんですよね(笑)
ー そうなんですか。札幌オフィスはもっと前からあるイメージがあります。札幌オフィスは今何名の方が働かれていますか?
佐々木 : 10名の正社員が働いています。
ー 平均年齢は何歳ぐらいでしょうか?
佐々木 : 今だと若いメンバーがいて、全体を引き下げているところがありますので、32、33だと思います。ただ、メインとしては30代半ばぐらいのメンバーが大半です。
ー 経験豊富な方が多いイメージですね
佐々木 : 業務の関係上、どうしても中途である程度、経験できるメンバーを採用しています。そのため、ある程度年齢が高い状態になっています。
札幌にいようと、東京にいようとロケーションによって、仕事が変わることはありません
AWSコンサルティング事業部ソリューションアーキテクトの佐々木大輔さん
ー 札幌オフィス開設について話を伺います。以前に聞いた話ですと、クラスメソッドさんの地方進出のタイミングは「その時々にちょうど良い人がいたら、オフィスを開設する」いうことを伺っているのですが
佐々木 : そうですね、札幌はそのような経緯になっています。弊社には元々、札幌で働く人がいませんでした。2年前ぐらいに札幌で在宅の形式で仕事するメンバーが1名入社しました。元々1名だったのでオフィスを作る気はなかったのですが、昨年1月に僕ともう1名入社して、3名になりました。3名になったので「そろそろオフィス作るか」となり、札幌オフィスを作った、というのが札幌オフィス設立の経緯になります。
ー 札幌進出において苦労した点はありますか?
佐々木 : 弊社では1名を除いて、札幌のメンバーは札幌の現地で採用しています。そのため、特に苦労している点はないです。
ー では働き方について、東京と札幌で苦労している点はないでしょうか?
佐々木 : 先ほどオフィスを見ていただいたように、一部東京のオフィスとSkypeでリアルタイム中継している、という工夫はあります。ただ、部署によって変わるのですが、AWSコンサルティングの仕事は個人プレーで仕事することが多くなっています。一人が複数のお客様に対してコンサルティングを行うので、あまりチームで動かないんですね。
東京オフィスとはSkypeで常時接続しています
東京オフィス、札幌オフィス、両方の様子がわかるように工夫しています
弊社は在宅業務も推奨しています。「オフィスには来なくもいいよ」と。ですので、札幌にいようと、東京にいようとロケーションによって、仕事が変わることはありません。ですので、札幌オフィスだから困るということはないんです。
ー なるほど。では例えば、東京で働いている方が、気分転換に札幌オフィスで働くような制度はあったりしますか?
佐々木 : どこで働いてもいい会社ではあるので、札幌オフィスに来るのは問題ないです。でも、会社の補助というのは今のところないですね(笑) 以前、会社でアパートを一戸借りてみんなでシェアしたら、好きな人が泊まれていいじゃんという話はありましたが、まだ進められてないです。
性善説で業務開始時間と業務終了時間はみんなにお任せしています
ー 札幌でも在宅で仕事している方はいるのでしょうか?
佐々木 : はい、います。札幌オフィスには毎日半分ぐらいの人しか出社していません。半分は在宅で、半分はオフィスにきます。
ー 半分ということは完全に在宅の方はいないのでしょうか?
佐々木 : 週一回、必ず顔を合わせて打ち合わせしようことになっていまして、月曜日は出社しています。それ以外の日は来たくなかったら来なくてもいいというようにしています。ただ、会社のほうが仕事がやりやすいというのがありますので、在宅の日と、会社に来る日を使い分けています。
ー 在宅ですと、社員がちゃんと働いているかどうか、ということが心配になると思うのですが、その心配についてはどう乗り越えているのでしょうか?
佐々木 : 基本的には性善説で、業務開始時間と業務終了時間はみんなにお任せしています。この時間に業務が始まって、というのと、この時間に業務が終わって、というのを申請しています。
とはいえ、会社としてはアウトプットはほしいので、「ブログなり何なりでアウトプットをしてくれ」というのがあります。何かルールがあって、必ずこれをやってくれ、というのはないです。
ー 1日、任意の時間で8時間働けばいいということなのでしょうか?
佐々木 : 弊社はフレックス制度になっていて、1日の勤務がコアタイムの11時から15時を含めていて、かつ月間の基準時間を超えていれば、何時から何時まででも働いていいですよ、という制度です。業務時間は自分の都合で働くことが出来ます。ただ、会社の規則上、朝7時前と、夜9時以降は働いてはダメというのがあります。もちろん休日もダメです。
ー あまりそういう働き方ができる会社はないですよね?
そうですね。そこはアウトプット重視というところはあります。「仕事した分、アウトプットがあるんですよね」と信頼してもらっているんです。
終わりに(執筆者より)
本記事では事業、働き方、東京オフィスとの関わりあいについて、佐々木大輔さんと、小室啓さんにお伺いしました。ありがとうございました! 最後に話が出ましたが、クラスメソッドさんといえば、技術ブログのDevelopers.IOがあります。Developers.IOからクラスメソッドを知った方は多いのではないでしょうか。次の記事ではクラスメソッドの技術ブログ、Developers.IOや勉強会などアウトプットについて伺います!
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