札幌でiOS、Androidのスマートフォンアプリ開発をしている株式会社キロルに訪問記事第二弾。本記事ではiOS、Androidアプリ開発について深く掘り下げて聞いてみました!
訪問記事をまだ見ていない方は株式会社キロルに行ってみた – 会社、オフィス、サービスのことについて聞きましたをご覧ください!
インタビュアー : 赤沼俊幸・阿部友暁 構成:赤沼俊幸 撮影 : 阿部友暁・赤沼俊幸 取材日 : 2015年5月19日
目次
前回に引き続き、今回も株式会社キロル代表取締役の坂下賢司さんと、マネージャーの鎌田光宏さんにインタビューを行っています!
写真左、株式会社キロル代表取締役の坂下賢司さん。写真右、マネージャーの鎌田光宏さん
iOS・Androidアプリ開発について
ーーキロルさんはiOSアプリとAndroidアプリの両方を開発をされているかと思いますが、どちらのほうが多いのでしょうか?
坂下 : 基本的に弊社はiOSアプリのほうが多いです。ただ、iOSアプリといっても、平行して両方の開発を行っていることもあります。他社さんでAndroidアプリを開発して、そのiOS版を弊社で行う、ということもあります。Androidアプリのソースを見ながら、iOSアプリ開発を行うという感じが多いですね。
弊社では何社かお付き合いしている会社がありまして、一つの会社は先行してAndroidアプリ開発を行い、後にiOSアプリを開発します。もう一つの会社はiOSアプリとAndroidアプリをほぼ同時並行で開発します。
キロル社にはさまざまなiPhone、AndroidのスマートフォンやiPad、Androidタブレットの検証端末がありました。
iOSアプリの審査やお客様について
ーー以前、iOSアプリの受託はAppleの審査が通る、通らないのリスクが常につきまとって大変、という認識があったのですが、その点はいかがでしょうか。
坂下 : どちらかというと、お客様がいろいろ知っていて、お客様のほうでいろいろ考えてくれて、そこから対応するということが多いですね。
ーーお客様のほうにそのような理解があればいいですね! 審査が降りることのコミットは難しいですよね。
坂下 : そうですね。いつまでのリリース日に間に合うように審査込みで約束する、というのは無理な話ということをお客様がわかってくれるのはいいですね。
ーーiOSやAndroidアプリを開発している会社は全国にたくさんあると思うのですが、その中から御社を選ぶ理由というのは何でしょうか?
坂下 : まったく知らないお客様と仕事をすることはほとんどありません。多くは紹介から繋がって仕事をいただいています。一度、一緒に仕事をしていただくと、我々のスキルや対応力を気に入っていただけるんです。今いるお客さんのほとんどリピーターです。
仕事の進め方としては、細かいところまで全部指示をいただくよりは、「一緒に頑張っていこう」のような関係で仕事を行っています。その辺りで評価いただいていると思います。
ーープロジェクトの期間はどれくらいでしょうか?
坂下 : まちまちなんです。1〜2ヶ月の短いプロジェクトや、6ヶ月に渡る長いプロジェクトもあります。
スマートフォンアプリのバージョンアップ、保守について
ーースマートフォンアプリの場合、OSが上がったときのバージョンアップ対応が大変だと思います。バージョンアップをサポートする仕事もされていますか?
坂下 : そうですね。契約としては途切れないで続いていくので、その契約の中で一緒になって仕事をしていきます。最初にプロジェクトを始めたとき、このバージョンをターゲットにしているけど、途中でターゲットのバージョンアップを行うというのはよくある話なんです(笑)
ーーなるほど(笑) そのような場合は追加費用が発生すると思うのですが、追加費用をお客様に納得していただくのは大変ですよね?
坂下 : そうですね。でも、そこらへんは上手い感じで行えています。細かいところでこの機能を入れたらいくら、はずしたらいくら、という方式ではなく、わりと包括的な契約を結んでいただいています。
ーー「とにかくアプリを作りたいんだ!」みたいな会社だとそういう話は通らないような気がしています。キロルさんは良いお客様に恵まれているなという印象を持ちました。
坂下 : そうですね。わりと大きなところで、余裕のあるお客様と仕事をさせていただいています。
今後の話
ーー今、「こういう技術に注目している」「会社でこういうことをやりたい」というのはありますか?
坂下 : 弊社はスマートフォン、iOS、Androidのアプリ開発にフォーカスしています。ただ、ずっと、これだけではないです。Windowsの動きは気になりますね。共通プラットフォームも気になります。例えばUnityは気になります。
ーー会社として社員の環境にを力を入れているところはありますか?
坂下 : 端末やガジェットを充実させたいというのは思っています。「言ってくれれば買うよ」と言っているけど、あまり言ってくれないんですよ(笑)
鎌田 : 例えば、Apple Watchは会社から3人の社員に支給されています。一般的な会社だと、最新の端末を1人1端末与えられることはなかなかなくて、持ち帰りもできないと思います。弊社では1人1端末を与えられて、外で使ったりもできます。普段の生活で使ってもらって、何か得るものがあってもらえはればいい、というのはあります。
ーーなるほど。そのような環境は坂下さんが技術出身の社長だからできることではないかと思いました。ビジネス系の社長だと社員が「最新端末を購入したい」といっても「どう売上が伸びるの?」というように聞かれてしまうことが多いと思うんですよね。
鎌田 : そうですね、そういうところに理解のある会社だと思います。
ーー会社の今後の展望をお聞かせください
坂下 : まずは受託の強化です。リピートしていただいているので、人手が足りません。もうちょっと人を増やしつつ、リソースに余裕を持ちたいと思います。余裕を持ち、先ほど話したような自社アプリをいろいろ試して、うまくいくようになったら、そのアプリを伸ばしていきたいと思っています。
キロルチョコ
インタビューの終わりに、キロルさんのノベルティを見せていただきました! 代表取締役の坂下賢司さんの手に持っているのは…
キロルチョコ!語呂が素晴らしいですね!
インタビュー・取材にご協力いただきました株式会社キロル代表取締役の坂下賢司さんと、マネージャーの鎌田光宏さん、ありがとうございました!
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株式会社キロル
〒001-0010 札幌市北区北10条西4丁目1-19 楠本第10ビル 8F
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