Web制作・SNS更新・広報活動。北海道の一大イベント「高校生チャレンジグルメコンテスト」を裏側で支えた情報大学の学生にインタビュー【連載】

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Web制作・SNS更新・広報活動。北海道の一大イベント「高校生チャレンジグルメコンテスト」を裏側で支えた情報大学の学生にインタビュー【連載】

昨年2017年の10月8日に開催された「高校生チャレンジグルメコンテストin Hokkaido」。本当に多くの来場者の方を迎え入れ、大成功に終わった本イベントですが、成功の裏にはたくさんの団体、企業、学生の方の協力がありました。

前回のイベント紹介レポートに引き続き、今回はそんな高校生チャレンジグルメコンテスト当日の様子と、裏方でイベントを支えた北海道情報大学の学生のインタビューをご紹介いたします。

高校生が「食」で地元を盛り上げる!高校生チャレンジグルメコンテストとは?【連載】

イベント当日は人がごった返しに!

毎年イベントの開催場所が変わる本イベントですが、今回は初めて札幌を飛び出し、帯広市のアグリアリーナで開催されました。

イベント当日は、同会場で生活協同組合コープさっぽろ主催の「食べる・たいせつ フェスティバル 2017 in 帯広」が併設して開催されており、その効果もあって朝10時からの開催であるにも関わらず約3,700人もの方が来場されました。

屋外に建設されたテントでは、道内から集まった10校の生徒たちが、自分たちで考案したオリジナルの「わが町グルメ」をお客様に振る舞います。購入は事前に会場内の食券売り場で食券を購入するシステムになっており、足を運んだお客さんは気になった学校を選んで受付で券を購入します。

各学校のテントでは「わが町グルメ」の魅力を、クリップボードに手書きで可愛く紹介したり、仮装をしたり、地元のイメージキャラクターが呼び込みをするなど、様々な方法でPRしていました。高校生たちの明るく元気でユニークな声掛けに、通りかかったお客さんたちも思わず足を止めてしまいます。

各校、魅力的で「美味しい」グルメをご紹介!

それでは、当日のイベントに出展した10校の生徒さんと、それぞれ考案したオリジナルの「わが町グルメ」をスライド形式でそれぞれご紹介します。高校生たちの笑顔と一緒に美味しそうな雰囲気をぜひ感じ取ってください!

なお、各校考案までの経緯や、調理方法、おすすめのポイントなどは、「高校生チャレンジグルメコンテスト in Hokkaido」の公式Webページに掲載されておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

北海道北見北斗高等学校「Happy Don」[metaslider id=”25356″]
北海道平取高等学校「ギューッとトマト」[metaslider id=”25374″]
北海道富良野緑峰高等学校「ふらの大地の恵み ムースメロン」[metaslider id=”25377″]
北海道美幌高等学校「カリッと豚トマトコッペ」[metaslider id=”25380″]
北海道三笠高等学校「とろ〜り❤︎三笠めろめろメロンパン」[metaslider id=”25381″]
北海道札幌手稲高等学校「カボチャッタラ」[metaslider id=”25386″]
北海道広尾高等学校「ピロロフノリピタラチー」[metaslider id=”25389″]
市立札幌大通高等学校「DORI☆ぴたぱん〜アイヌ料理を入れて〜」[metaslider id=”25392″]
北海道蘭越高等学校「らぶちゃんバーガー蘭越からあなたに愛を届けます〜」[metaslider id=”25395″]
北海道羅臼高等学校「らうすトロイカップ」[metaslider id=”25398″]

取材当日は、筆者もお勧めされたものをいくつかいただいたのですが、どの料理も味から食感までこだわった作りこみがされており、それでいてきちんとそれぞれの地域の特産品を盛り込んだユニークな調理にとても感動しました! 年々クオリティが上がっていることを、確かに実感します。

グルメコンテストの結果発表!

一通りの本会(お客様販売会)が終わった後、来場者の投票、5人の審査員による味、見た目、売り方、地元の団体や生産者と連携しているかなどの審査基準で判定が行われ、各校の順位が運営より発表。審査の結果、最高賞である「チャレンジグルメ大賞」には、今年初出場した北海道富良野緑峰高等学校の「ふらの大地の恵み ムースメロン」が選ばれました。

過去の本イベントで大賞を3度受賞した経験のある北海道羅臼高等学校や、大賞経験も1度あり、食物調理単科高で有名な北海道三笠高等学校を抜いた驚きの結果に、会場は大いに沸きました。

大賞となった富良野緑峰高校 受賞式の様子

広報活動部門のリーダーとして活動した情報大学の髙橋さん

今回の高校生チャレンジグルメコンテストin Hokkaidoを開催するにあたって、事前の広報活動や、当日のSNS更新などを担当した北海道情報大学の安田ゼミに所属する髙橋さんにインタビューを行いました。

北海道情報大学情報メディア学部情報メディア学科安田ゼミナール所属 髙橋知久さん

――今回のプロジェクトで大変だったことを教えてください。

髙橋 : 2013年から続いてきた「高校生チャレンジグルメコンテスト」も今年で5回目となります。毎年、北海道情報大学は「高校生チャレンジグルメコンテスト」の広告制作会社の代わりとしてプロジェクトに携わらせて頂いています。

記念すべき5回目の今年、私はこのプロジェクトのリーダーとして参加しています。リーダーとして、「高校生チャレンジグルメコンテスト」に関わる皆様の窓口として、また4人のメンバーを動かすリーダーとして何ができるかを凄く悩みました。

私は、もともと引っ張るより引っ張ってもらう性格なのでどうしたら作業内容がメンバーに伝わるか、誰にどの程度の作業を振るかかなり考えました。この夏休み、アルバイトをたくさん入れた者や別のプロジェクトで忙しい者、タイの学生と協力してワークショップを行う者もいました。私も2週間ほどインターンシップに参加していたので、関係者の皆様との連絡、メンバーへのディレクション、SNSでの情報発信やWebサイトの改変や広告作成などの作業でかなり大変でした。

実際に髙橋さんのチームが制作したイベント公式Webページ

――プロジェクトを通して印象に残った出来事はありますか?

髙橋 : 私もインターンシップに参加していたので、実作業はプロジェクトメンバーの髙橋史織さんに押し付ける形になってしまいました。グラフィックデザインに関して私は詳しくなかったので、彼女はこのプロジェクトで最も重要なポスター、チラシ、パンフレットのデザインをほとんどを一人で迅速に作成してくれました。締め切りも近く、私がインターンシップ参加する前はほとんど手がついていない状態でしたので、とても驚き、印象に残っています。

――プロジェクトを終えて「やって良かったこと、得たもの」を教えてください。

髙橋 : プロジェクトリーダーを担当し、多くのことを学びました。まず、連絡を取り合うことの大切さを改めて感じました。

これは関係各位の皆様に限らず、プロジェクトメンバーとの間でも言えることだとプロジェクトを進めていく中で気づきました。プロジェクトメンバーに作業を振った時の話になりますが、チャットでメンバーに進捗を確認したところ「やっといた」「まだ終わってない」との連絡だけで、どの程度終わったのか、またいつまでに完成させるのかの報告がなかったのと私がしっかりと聞き出さなかったのが原因で、関係各位の皆様にどのように進捗の連絡をするか悩まされました。

また、夏休みに入る前と夏休みに入ってからでかなりチャットでの会話も少なくなったので、メンバーのモチベーションを維持するのにも連絡は大切だなと学び、痛感しました。

生活協同組合コープさっぽろさんの担当さんとの打ち合わせの様子

――コンテスト大会の様子や雰囲気はどうでしたか?

髙橋 : 当日開催地であるアグリアリーナに到着した時は、霧がかかっていて、どれくらいの人が訪れてくれるかとても心配していました。ですが、お昼にはなんとか天気に恵まれて本当に良かったです。

天候に恵まれたこともあってか、沢山の人に来て頂いてもらえてよかったです。高校生の創作料理を買った方々の「これ美味しい」と言った声が聞こえたりや首を縦に振る仕草が見えて、高校生が自分たちの作品でうまくお客さんを掴んでいるなぁと思いました(笑)

高校生が料理を創作するだけではなく、お店の飾り付けや呼び込みを行う姿はとっても一生懸命なもので、そんな一生懸命な気持ちは来場したお客さんにちゃんと伝わっていたと思いますし、列ができるほど並ぶ高校もあって、第5回高校生チャレンジグルメコンテストは大盛況だったと僕は思っています。

高校生たちのユニークな呼び込みを思い出して

――このプロジェクトを終えて、感じていることを教えてください。

髙橋 : 第5回高校生チャレンジグルメコンテストが終了して、凄いホッとしました。開催当日ギリギリまで、パンフレットの作成やWebサイトの改変をしていたので当日が終わって今は安心しています。

当日は、写真や動画の撮影を行なっていたので忘れていましたが、来場して頂いた方々に、僕たちが作成したパンフレットを手にしてもらえたこと、読んでもらえたことがとても嬉しかったです。もし、また「高校生チャレンジグルメコンテスト」に携われる機会があれば、もっともっと高校生チャレンジグルメコンテストや高校生達の取り組みを知ってもらえる機会や場を増やしていきたいですし、何より高校生達の輝いている姿を発信していきたいです。

――このイベントに対して今後の展望があれば教えてください。

髙橋 : 今年の応募は18校と過去最高であり、初めて参加してくださる高校もあって「高校生チャレンジグルメコンテスト」は少しずつ大きくなってきています。 北海道各地の高校生たちがただ「料理を競う」のではなく、「地域を活性化させたい」という気持ちがあって参加してくれているので ゆくゆくは高校生たちの熱い気持ちが北海道の活性化に繋がっていくのではないかと考えています。

――最後に、そんな経験をされた髙橋さんの将来の夢はなんでしょうか?

髙橋 : HTMLコーダーやフロンドエンジニアを目指しています。家族を養いたいという気持ちがあり、札幌のWeb制作に携わる会社に就くことができればと願っています。

また、私は写真が好きなので写真に関わる仕事についてみたいという気持ちもあります。まだまだ、カメラ買ったばかりで本格的に写真を撮り始めたのも最近ですが写真こそが情報発信を行う上で影響力が一番あると個人的に考えています。

綺麗な写真やかっこいい写真を撮ることもそうですが、今の日本の社会問題に焦点をあて少しでも助けを求めている人の力になりたい。そんな仕事に就きたいと思っています。

――インタビューのご協力ありがとうございました!

取材を通して

今回の取材を通して、『「食」というキーワードは、多くのものを巻き込み北海道の地元を盛り上げることができる』ということを改めて感じることができました。また、イベントに参加したお客様だけではなく、運営に携わった学生たちにも、【地元地域の調査・ITを利用した広報活動とマーケティング・レシピの考案】と多くのことを学ぶことができるとても良いイベントであると感じました。

高校生チャレンジグルメコンテストは2018年も開催されます。日時はまだ未定ですが、キタゴエではまたこのイベントを追っていきたいと思います。

高校生チャレンジグルメコンテスト 公式Webページ

アグリアリーナ2線-9-1 音更西 音更町 河東郡 北海道 080-0341

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