集客から販売まで、全部LINEで!「Xbot」でLINEを最強のマーケティングツールに!

集客から販売まで、全部LINEで!「Xbot」でLINEを最強のマーケティングツールに!

こんにちは、ビットスターの石田です。

今回は、Reno株式会社代表の宮島さんにインタビュー取材をしました!

 

 Reno株式会社 代表取締役 宮島 拡夢さん

 

Reno株式会社は、LINE公式アカウントを活用したマーケティングツール「Xbot(クロスボット)」を開発・提供している企業です。使い慣れたLINEのインターフェースを活用し、企業が顧客とより深い関係を築くためのソリューションを展開しています。

 

「Xbot」でLINEが最強のマーケティングツールに!

石田:宮島さん、よろしくお願いします。まずは、Reno株式会社の事業内容を教えていただけますか?

宮島:Reno株式会社はLINEの拡張ツール「Xbot」を自社で開発から販売まで行っている会社です。LINE公式アカウントと連携することで、LINEというエンドユーザーが使い慣れてるインターフェースで、顧客分析や、通販、来店予約、会員機能など様々な顧客管理を行うことが出来ます。

 

石田:通販や予約までLINEの中で出来るのはとても便利ですね!どうしてこのような事業を始めようと思ったのでしょうか?

宮島: 私は元々、「株式会社TONMANA」でWebマーケティングや制作、コンサルティングを行っていました。その中で、多くのお客様は新規顧客の獲得には前向きに予算を割いてくださるのですが、既存顧客のLTV(顧客生涯価値)を高めるための仕組みに投資する余裕がないという課題を感じました。特に北海道や地方の中小企業でここまで実践するのは難しいと思います。これを解決できるサービスを作りたいと思ったんです。

 

 

石田:それが「Xbot」ですか。たしかにLINEと連携することでコストも抑えられますよね。

宮島:そうですね。普通のアプリを作る場合は、開発や運用コストが高く、そもそもアプリをダウンロードしてもらうというのがハードルになります。LINEならその点、ユーザーが既に使い慣れているので、手軽にダイレクトマーケティングやプッシュ通知が可能です。友達登録をしてもらえれば、そのままアプローチができる点も非常に魅力的ですね。

 

石田:似たようなサービスって色々あるかと思うのですが、Xbotにはどのような差別点がありますか?

宮島:顧客管理や分析を行うツールは数多くありますが、そのまま販促まで行えるツールはあまり多くありません。特に、BtoC向けに適切なマーケティングができるサービスはさらに少ないです。

例えば、「友達登録してもらって配信を自動で行う仕組み」は、業務の自動化に過ぎません。しかし、私たちの製品は、そこから商品の購入や予約・来店など、実際のコンバージョンに繋がる機能を備えています。

さらに弊社はマーケティングも得意としているので、「御社だったらこういう風に使ったらより効果がありますよ」といった企画設計まで可能です。

 

石田:お客さんも顧客管理だけでなく、マーケティングまで一貫してお任せできたら安心ですよね。

宮島:はい、これをLINEというエンドユーザーにとって最も身近なアプリを活用して行うというのが特徴ですね。

 

石田:実際どのような業種の方が利用しているのでしょうか?

宮島:専門学校、サロン、飲食、小売、あとスポーツチームさんもいます。

 

石田:へー、スポーツチームですか。

宮島:スポーツチームでは、ファンの顧客管理として利用いただいています。LINEでチケットやグッズを買えたり、ファンクラブのステータスに応じて配信内容を変えたりといったことができます。

それから、あるサロンさんではお客様が肌の悩みや個人情報を紙に記入していましたが、今はLINEの中で簡単に記入できるようになりました。その後、記入内容をもとに、お客様がどのような悩みを抱えているのか、どんな商品に興味があるのかを分析します。そして、その悩みにぴったり合った商品を「この商品があなたに合ってますよ」と提案し、そのままLINE内で購入できる仕組みを実現しました。

 

石田:Xbotだと自分に興味がある情報が送られてきて、そのまま購入まで出来るというのが素晴らしいですね。Xbotには学校モデルというものもあるそうですが、専門学校ではどのように利用されているのですか?

 

専門学校の新しい出願率向上戦略

 

宮島:専門学校では、対象となる顧客は高校生で、いかに生徒を増やすかが課題となります。今までは、オープンキャンパスの参加者にアンケートで進路希望や確度を確認し、DMを送ったり電話をかけたりしていました。ですが、オープンキャンパスでは1日30〜50人が参加することもあり、全員に的確なアプローチをするのは難しいです。そこで、LINEで友達登録をしてもらい、アンケートの回答や興味度合いをリアルタイムで集約します。例えば、「入学を決めている」「検討中だがもっと話を聞きたい」「他校と迷っている」などのデータを取り、その内容に基づいて迅速にアプローチを仕掛けます。

DMは郵送代が結構高いですし、そもそも見られてるかもわからない。電話もなかなか繋がらない。ですが、LINEで配信したら見てくれるんです。逆に高校生から相談チャットが飛んできたり、そこでコミュニケーションを取ることによって、 出願に繋げていくケースもあります。やはりLINEを入口にするっていうところが肝で、ユーザーからしたらLINEが結局1番手軽なんですね。

 

石田:LINEの手軽さに注目したんですね。

宮島:はい、特に「検討中」や「他校と迷っている」層に迅速なフォローを行うことで、出願率を高めることができます。従来は紙のアンケートを回収してエクセルに入力し、その後フォロー対象を選定していましたが、LINEならリアルタイムでデータが集約され、効率的かつスピーディーに対応できます。

 

石田:たしかに、スピード感も重要ですよね!

 

初期費用0円!LINE公式アカウントの設計から運用までサポート

石田:御社ではLINEのリッチメニューや画像の制作なども出来るのですか?
宮島:はい、可能です。LINE公式アカウントの構築サポートや拡張ツールの導入なども行っています。リッチメニューや画像の制作は基本的に無料で対応しています。

 

石田:無料なんですか!それは助かりますね。
宮島:はい。このサービスはサブスクで、月額利用料をいただく形になっています。ただし、初期導入費用は基本的に0円です。具体的には、LINE公式アカウントの開設支援や、初期設定のリッチメニューの制作、さらにLINE公式アカウントをどのように企画・設計し、活用していくか、こういった部分までサポートしています。

 

石田:デザインや初期設定は苦手な方も多いと思うので、それをサポートしてくれるのはありがたいですね。
宮島:そうですね。さらに、ご要望があれば、LINEの運用サポートも行います。顧客のデータをもとに、どの層に向けて、どのようなメッセージを配信すれば成果に繋がるかという企画設計まで対応できます。

 

石田:運用までサポートしてもらえるのは心強いですね。お客様の反響はいかがでしょうか?
宮島:反響はいただいていますが、正直難しさもあります。例えば、「データを集めても何に活用できるのかわからない」といった声はやはり多いです。どうすれば製品の魅力やデータマーケティングの考え方を伝えていくかが課題です。我々の様なIT企業はモノを作ることは得意ですが、営業は一筋縄ではいかない部分があると感じています。

 

石田:確かに、データ活用の具体的なイメージは湧きにくい方もいらっしゃるかもしれませんね。
宮島:はい、そうですね。製品の特長をお客様に正しく理解していただけるよう、今後も改善を続けていきたいと思っています。

 

石田:じゃあ、僕もわかりやすい記事を書くように頑張りますね!ちなみに、北海道で起業した理由はなにかあるのでしょうか?

宮島:シンプルに地元だからですね。私は北海道出身で、札幌の大学を卒業してからフリーターを3年ほどして起業しました。地元だからこそ、ここで何かやりたいという思いがありました。それに、北海道はまだITやデジタル分野が成熟していないので、そこにチャンスを感じています。

 

石田:なるほど、最後に、今後目指していきたいことなどはありますか?

宮島:北海道のIT業界は全体としてまだ遅れている現状があります。経営的には東京の仕事を取って、それを北海道の安い人件費で回すという構造になっているのが現状です。それも仕方ない部分はありますが、少しずつ変えていきたいと思っています。地産地消のように、北海道のIT企業が北海道を盛り上げていくようにしていきたいですね。

 

石田:その取り組み、ぜひ応援させてください!宮島さん、本日はありがとうございました!

 

 


Reno株式会社 会社情報

  • 代表者:宮島 拡夢
  • 所在地:〒060-0061 札幌市中央区南一条西5丁目16 プレジデント松井ビル100-3階
  • 設立: 2018年7月
  • 事業内容:LINEを活用した顧客管理・マーケティングツール「Xbot(クロスボット)」の開発・運営
  • 公式ウェブサイト:https://reno-m.jp/

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ビットスター株式会社の石田です。大学時代はUFO研究会副会長としてUFOを探すことに4年間を費やしました。

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