若手起業家が仕掛ける地域密着型の動画求人サイト「JOB CiNEMA」

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若手起業家が仕掛ける地域密着型の動画求人サイト「JOB CiNEMA」

道東支部のこちゆうです。全国的に「働き手不足」が叫ばれる昨今、動画を使った全く新しい求人サイトの立ち上げに奔走する、釧路在住の若き起業家に出会いました。

武田 将也氏は釧路公立大学の現役学生でありながら、個人事業主としてホームページやグラフィック製作を手がける人物です。

釧路公立大学の現役学生である起業家の武田将也氏

今回は彼が2019年6月のローンチを目指している、『釧路の職場を上映する求人サイト「JOB CiNEMA」』についてご紹介します。

インタビュアー・撮影 : こちゆう 取材日 : 2019 年4月2日

「釧路の街に若者を」 武田 将也氏のこれまでの活動

武田氏はサイト制作や自身で立ち上げたローカルメディア「釧路なび」運営の傍ら、2018年11月にオープンした「Bar ELFoo1」の経営にも携わっています。

Bar ELFoo1
北海道釧路市栄町2町目6番7号 すみ友館4F

〒085ー0013 北海道釧路市栄町2町目6番7号 すみ友館4F

ここは「釧路の街に若者を呼び戻そう」をモットーに、クラウドファンディングを利用して誕生した店舗です。

釧路にはたくさんの魅力があるのに、なぜか自分の周りの大学生たちは「ここって何もないよね」という。武田氏はその理由について「市街地にやってくる機会がほとんどない」ことが関係しているのではと考えるようになったそうです。

武田氏:街に出なければその良さはわかりませんし、魅力ある人たちに出会う機会もぐんと減ってしまいます。だからこの地域に残りたいという思いが薄れて、別の場所に働きに出るのではないかとも考えるようになりました。

それなら若者が街に出たくなるような場所を作ればいい。それが「Bar ELFoo1という場所を作るきっかけになっています。

釧路の末広にあるBar ELFoo1

こうして釧路屈指の繁華街である末広に誕生したのが「Bar ELFoo1」です。現在は学生クラブイベンターとして活躍する菅原 京介氏と共に経営に携わっています。

飲食店経営者になって実感した深刻な「働き手不足」

店を構えると、自然と他の飲食店経営者と話す機会が多くなったそうです。そこで感じたのは「飲食店の深刻な働き手不足」でした。

求人広告や大学の求人掲示板に募集をかけているものの、なかなか人が集まらない。

入ったとしても「思っていた雰囲気と違う」といってすぐにやめてしまう。

こうした話を聞くうちに、武田氏は企業側と学生側とのミスマッチが大きな問題になっているのではと考えるようになったそうです。

Bar ELFoo1で働く武田将也さんの様子

武田氏:私の経験上、大学生の多くは構内にある求人掲示板でアルバイト先を探しています。でも求人票には、当然ですが文字しか書いていない。良くて職場のイメージ写真が載っているくらいです。

でも学生たちが本当に知りたいのは「職場の生の雰囲気」なんですよね。どんな職場にどんな人たちがいて、そこで自分がどう楽しく働けるか。そのヒントを求めているんです。

釧路の末広にあるBar ELFoo1の店内の様子

実は武田氏の周りの学生は、あまり求人誌や大手求人サイトを見ないとのこと。そこにも「職場の生の雰囲気」を求める学生ならではの理由があると考えています。

武田氏:こうした媒体の文章は、必ずといっていいほどプロの編集者の手が入りますよね。それが悪いことではありませんが、決して「生の声」ではないことを、若者は感覚的に理解しているのではないでしょうか。

語弊があるかもしれませんが、今は感覚でアルバイトを選んでいる若者が多い。だからこそ、文字やわずかな写真だけではミスマッチが起こりやすいんだと思います。

文字では伝わらない職場の良さを伝えるにはどうすればいいのか。こうして生まれたのが「JOB CiNEMA」でした。

釧路の職場を上映する求人サイト「JOB CiNEMA」

「JOB CiNEMA」は各求人ページの冒頭に、広告主である店舗スタッフが撮影した動画を配置。その下に時給や待遇などの基本情報が掲載されます。

武田氏:動画はさっと見れるように、10〜30秒程度のものを想定しています。

広告主に撮影をお願いするのは、スタッフ同士で撮影したほうが職場の自然な雰囲気が出やすいと考えたからです。見ず知らずの人にカメラを向けられると、どうしても緊張しますからね。堅苦しい感じではなく、あくまで「職場の日常」を感じてもらいたいと思ってこうした形にしています。

武田将也氏が立ち上げる予定の求人サイト「Job Cinema」

撮影はスマートフォンで十分とのこと。どうしても必要な場合は追加料金で撮影対応も行いますが、費用の面でも職場の雰囲気を伝えるという意味でも、スタッフによる撮影が主流になると考えられます。

武田氏:動画は文章よりも視覚的で印象に残りやすい。何よりごまかしが効かないので、すぐに加工できる写真よりも職場の生の雰囲気が感じられるはずです。

さらに「JOB CiNEMA」は、ユーザーや企業側にも大きなメリットがあるといいます。

武田氏:内定者には祝い金を用意しています。また料金は採用課金制なので、掲載後に人が集まらなくても広告主が損をすることはありません。

また「条件面で釧路で一番の条件を出すことは難しいけれど、職場の雰囲気の良さならどの店舗にも負けない自信がある」という経営者は少なくありません。そういった意味で「JOB CiNEMA」は、従来の求人票では分からなかったお店の良さを伝えられる求人媒体になれると考えています。

「Job Cinema」に就いて語る武田将也氏

当面は学生を中心にユーザーを増やしていき、いずれは学生以外の若者や中年層にも利用者を広げていくとのこと。釧路地域に寄り添ったメディアとして成長させたいという思いから、当面の掲載店舗は釧路管内のみとしています。

「JOB CiNEMA」は6月にローンチ予定となっており、現在掲載企業を募集中とのこと。初回掲載企業には特別なサービスも検討しているということなので、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

「JOB CiNEMA」お問い合わせ先はこちら

HP:JOB CiNEMA 掲載企業様募集中
Mail:masaya.takeda@kushiro-navi.com
TEL:080-8297-8600

担当:武田 将也


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私が書きました!

合同会社Hokkaido Design Code執行役員。 奈良県出身、釧路市在住。本職はフリーライター。 釧路・十勝の魅力を発信するWEBサイト「くしろはてな」編集長。女性だけのライティング集団「ことのは」副代表。 釧路や道東、北海道に関する取材記事のほか、ビジネスノウハウや保育に関する記事やシナリオ作成などを行う。

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