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オープンソースカンファレンス2018 Hokkaidoに行ってみた!セミナー編

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7月6日(金)、7日(土)に『オープンソースカンファレンス2018 Hokkaido(通称OSC)』が開催。前編では、オープンソース関連のコミュニティや協賛企業・後援団体による、プロダクトの展示を周りました。

オープンソースカンファレンス2018 Hokkaidoに行ってみた!展示ブース編

後編では展示と同時に開催されているセミナーに行ってきました!

取材、構成、撮影 : 木村直矢 / 取材日 : 2018年7月7日

豊富なラインナップ!OSCのセミナーとは

同時に9つの部屋にて、45分間の講演が設定されています。10時から18時までなんと合計52個のセミナー、イベントが用意されています。しかも全て無料!ありがたいですね。

オープンソース」をキーワードに、OS、データベース、Webサーバー、Webアプリケーション、CMSなどWeb系の技術から、ロボティクス、ラズベリーパイなど組み込み系の技術まで非常に幅広いセミナーが用意されています。

また、仮想化や、クラウド、自動化、運用管理、セキュリティなどサービス運用上の技術についてのセミナーも用意されており、技術者だけでなく、プロジェクトマネージャーなどITサービスに関わる様々な人に役立つラインナップとなっています。

セミナーのレベルについては、初心者向けのものが多いので、「◯◯の技術に少しでも興味がある」という方にオススメです。実際に、実務ではなく趣味で楽しむ方、学生の方などもたくさん参加されています。

たくさんのセミナーの中から、今回はいくつか気になったものに参加しました!それでは早速行ってみましょう!

最新の技術を追う イマドキは如何にして構成するのか

講演1-①

講師は日本仮想化技術株式会社の北村 壮大さん。

IT業界の流れは非常に速く、新しい技術を追いかけるだけでも大変です。そんな人たちのために、基盤や監視、自動化などなど、多岐にわたるイマドキの構成を紹介してくださいました。

講演1-②

こちらのスライドは、最近のトレンドとなる技術のキーワードたちです。上記のキーワードを始め最先端の技術を、どんな場面で有用か、他の技術と比べてのメリット・デメリットなど北村さんだからこそわかる視点で解説。

講演1-③

例えばこちらはコンテナ技術の紹介。それぞれにあった利用環境、サーバー台数、言語などを解説。会場の方々に知っているかどうか聞いてもほとんど手が上がらない技術も多く、受講されていた皆さんにとって非常に勉強になる内容となっていました。

Arduinoから自動車/宇宙ロケットまで!高品質な組込み向けオープンソースを開発するTOPPERSプロジェクトのご紹介

講演2-①

講師はNPO法人TOPPERSプロジェクトの堀 武司さん。

NPO法人TOPPERSプロジェクトは、自動車や宇宙ロケットにも搭載された実績を持つ高品質な組込みリアルタイムOSや通信ミドルウェアなど、組込みシステム構築の基盤となる高品質なオープンソースソフトウェアの開発と普及のために活動しています。また、組込みシステム技術者向け教育コースや教材の開発など、人材育成にも力を入れています。

講演2-②

今回は、趣味で電子工作を楽しまれる方や、業務で組込みシステム開発に従事している方を対象に、TOPPERS の主な開発成果物や主宰するコンテスト等を紹介。

講演2-③

また、これから組込みOSを始める方向けに、「成果物をダウンロードしたが使い方がさっぱりわからない」「どのマイコンボードから始めればよいのか?」などよくある疑問に対してマイコンボードの準備や開発環境の導入方法などを図解でわかりやすく解説して下さいました。

始めよう!ラズパイオーディオ

続いては、「始めよう!ラズパイオーディオ」講師はラズパイオーディオの会の宮原徹さん。

ラズパイオーディオとは、Raspberry PiにUSBオーディオインターフェースや、Raspberry Pi用に開発されたオーディオ再生用HATを繋げることで、自分で簡単に作ることができるオーディオ再生環境のこと。

今、静かなブームとなっており、高級オーディオメーカーも市場に参入しようと盛り上がりつつあります。

講演3-①

本セッションでは、ラズパイオーディオの始め方について流れ、必要機器などを細かく分かりやすく解説。

講演3-②

宮原さんご自身のラズパイオーディオで実演。低価格で高音質なのがラズパイオーディオの特徴です。

講演3-③

まだまだ発展途上だからこそ面白いと語る宮原さん。手間はかかっても自作することが楽しいという方にぜひオススメです!

最後に

私、木村、今回初めてOSCに参加しましたが、いろんな世代、職業の方々が参加していてその幅広さに驚きました。女性の方や高校生の方も多かったです。また、コスプレしてブース出展している方もおり、参加者側も出展側もお祭り感覚で楽しんでいる印象でした。

講演も濃い内容なのに全て無料ということで非常にお得でした。知識がなくても解説してもらえるので、少しでもITに興味のある方なら楽しめると思います。ぜひ来年のOSCもチェックされてみてはいかがでしょうか!

オープンソースカンファレンス2018 Hokkaidoに行ってみた!展示ブース編

この記事を書いた人

木村 直矢
小樽商科大学4年生。札幌生まれ、育ち。学生団体やアルバイトでCRM、グループウェアなどシステムに触れる機会が多く、ITに興味を持つ。現在webプログラミング勉強中。趣味はギター、ライブ鑑賞。
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