いよいよノースグリッド連載、最後の記事になりました。本記事ではノースグリッドが募集しているスーパープログラマー、ソフトウェアエンジニアについての仕事内容や、人材像、そして会社の今後の展望について、菊池敏幸社長(以下、菊池)と、清水宣幸取締役(以下、清水)にインタビューを行いました!
撮影・構成・インタビュー : 赤沼俊幸 取材日 : 2016年12月12日
目次
スーパープログラマー
――スーパープログラマーという職種名はかなりインパクトがあります。どのような職種でしょうか?
菊池:ノースグリッドは技術者が作った会社なので、技術者が居心地良い会社を目指してずっとここまで来ています。
一般的な会社で平社員から課長、部長と昇進するように、多くのIT会社は、プログラマーから始まって、SEになって、プロジェクトマネージャーになって…というように職種が変わっていきますね。でも、それは違うのではないかと思っています。
プログラムを書く人と、プロジェクトマネージャーは上位互換ではないんですね。どちらかというと、プロジェクトマネージャーは管理職です。なぜプログラムができる人の役職に上がり、管理職になるのか。プログラム書かないようになっていくのはどうかなと思っています。
私たちとしては、プログラムが好きでこの業界に入ったのであれば、一生プログラムを書き続ける仕事のスタイルでいいんじゃないかなと考えています。
最初にスーパープログラマーと書いているのは、次に話すソフトウェアエンジニアだと、ノースグリッドではお客様との打ち合わせも要件に入ってるんですが、スーパープログラマーのほうは「ひたすらプログラムを書くだけでOK、ずっと社内にいてください」という職種です。
プログラムは技術の積み重ねの部分はありますが、センスによるものが多いと思っています。センスがある人は、わりかし人見知りタイプの人間が多いんですよね。せっかくそういったプログラムが書ける天性のスキルがあるのに、なぜか偉くなるとマネージャーになってプログラムを書かなくなってしまう。それは非常にもったいないと思っています。
打ち合わせなどのコミュニケーションが得意じゃなくて、人見知りでも全然構わないので、ただプログラムを書くのが好きという方に入っていただきたいと思って、一番上に書いています。
プログラマーはぐうたらな人が向いている
――菊池社長から見て、センスがある、向いていると思うポイントはありますでしょうか。
菊池:ぐうたらな人が向いていると思います。生真面目な人間はプログラムができることを人力でやります。プログラムが得意な人間は、いかにして手抜きして、機械的に処理するかということを考えます。そういうのを考えられる人間のほうが、実はプログラマに向いています。
清水:「麻雀が強い人はプログラムが書ける人が多いので、仕事の面接で麻雀をやらせる」という馬鹿にされている話があります。でも、私は意外と間違ってないと思っています。ノースグリッドでも麻雀好きな社員が多くて、プログラムを書ける人はやっぱり麻雀が強い。なぜだろう、といろいろ考えました。
プログラムそのものを打ち込む作業は最終段階です。その前に、どう作っていくかというのを頭の中で構築してから、それを矛盾なく作っていきます。だから、その理論が破綻していれば作っていくうちに破綻していくんですよ。それを破綻なく作っていく能力というのが、プログラムの中では非常に重要です。麻雀も流れの中でどうしていけばいいんだろうか、というゲームですね。そういう思考が大事です。
――面白いですね。
清水:物事に対して1つじゃなくて、想定されるパターンを何方向か考えながら進められる先を読む力がある人がプログラマーに向いていると思います。
交通費全額支給、マイカー通勤可
業務に使用するPCを3年ごとに選択可能(最大30万円)
好きなキーボード、マウスを支給
外部モニタ、サーキュレーター、ゴミ箱を支給
作業スペースとして1人あたり3.2㎡を割り当て
残業時食事支給
社内交流促進制度(1人1ヶ月あたり最大1万円の交際費を支給)
健康促進制度(1人1回あたり最大600円のジム代を支給)
社員旅行(不定期)
忘年会(一泊温泉旅行)
他人が記述したプログラムの不具合修正
(オープンソースのプログラムを修正したことのある人歓迎)
※実務経験がなくても、趣味で自分でプログラムを作ったことがある方歓迎
※新卒・第2新卒応募可
※試用期間3ヶ月あり(28万~)
3年後想定年収 650万円(残業代含む)
(応募方法はリンク先をご確認ください)
ソフトウェアエンジニア
――ソフトウェアエンジニアはどのようなお仕事になりますか?
菊池:まずは「プログラマー」ではなく、「ソフトウェアエンジニア」という職種名にしている理由について説明します。
ノースグリッドでは先ほど言ったプログラマーとSEという明確な分離がなく、場合によってはお客様ともやりとりをする必要があります。プログラマーという職種名にすると、設計書を元にひたすら何か作ってるというイメージもあるかと思います。私たちは設計と開発、テスト、1人で全部一通り、一貫してこなせるプログラマーを求めています。そういうことからソフトウェアエンジニアという職種名にしています。
お客様とのやりとりは多少ありますが、どちらかというと、プログラムをひと通り一から作れる。次に設計して作れるということを今、重要視しています。将来的に会社が大きくなったときにマネージャー職が増えるに越したことはないんですけども、今のところ私たち2人でも、まだなんとかなるかなという状況です。
交通費全額支給、マイカー通勤可
業務に使用するPCを3年ごとに選択可能(最大30万円)
好きなキーボード、マウスを支給
外部モニタ、サーキュレーター、ゴミ箱を支給
作業スペースとして1人あたり3.2㎡を割り当て
残業時食事支給
社内交流促進制度(1人1ヶ月あたり最大1万円の交際費を支給)
健康促進制度(1人1回あたり最大600円のジム代を支給)
社員旅行(不定期)
忘年会(一泊温泉旅行)
自社製品のサポート業務
※実務経験がなくても、趣味で自分でプログラムを作ったことがある方歓迎
※新卒・第2新卒応募可
試用期間3ヶ月あり(18万~)
3年後想定年収 450万円(残業代含む)
(応募方法はリンク先をご確認ください)
エンジニア集団として少しでも爪痕を残せるような会社になりたい
――今後の展望についてお聞きします。「社員を100人にする」「売上を◯◯億円にする」というよりは、「もっと良い人と仕事をしていきたい」というのが展望になりますか?
菊池:そうですね。私個人としては仲良く、居心地の良い会社を作っていければ良いと思っています。
幸いにして、今までもずっとそのポリシーで会社経営してきたのですが、お客様にも気に入ってもらえたのか、結果的に売上も人員も拡大しています。
ただやはり、新しく入ってくる方のためにも、まったくの現状維持はどうかなと考えています。ノースグリッドは誰も辞めないので新しい採用がないと、ずっと同じ人がそのまま年を取っていくんですね。そうなると、最後に入った人間はいつまでも新人です。その状態が変わらないのはどうかと考えていますので、最低限の成長をしたいと考えています。
菊池:IT業界自体が全世界で見るとアメリカがナンバーワンで、日本は全然たいしたことがないというのがあります。でも、最終的には日本のIT捨てたもんじゃないな、というように思わせたいですね。
清水:少しでも爪痕を残せるような会社になりたい。私たちはエンジニア集団だという自負があります。何かものを作って市場に出して、評価されるというのが非常に大事なファクターです。その中で、どこかに爪痕を残したいですね。
菊池:自分たちの生きた軌跡じゃないですけどね。
清水:Proselfは少なからず日本にインパクトを与えたと思っています。次はProselfに関連したものか、違う方向にするかは、まだ決まっていません。今後、何が流行るか、時代や運や流れを見極めて考えていかないといけないですね。
Proselfは例えば100年後も売れるかもしれないし、来年売れなくなっちゃうかもしれないというのも、時代の流れなのでわからない中で、会社を維持しながらちょっとずつ成長させていくには、爪痕を残すというのが大事なんじゃないかなと思いますね。
おわりに
写真からもわかるように、終始お二人の仲の良さを感じ、笑顔が多いインタビューでした。お二人ともに技術者であることもあり、社内で技術者が仕事をしやすい環境を常に探求し続けている印象を得ました。私は技術者ではありませんが、もし技術者であればノースグリッドで働いてみたいと思うインタビューでした。以上でノースグリッド連載を終了します。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。(赤沼)
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株式会社ノースグリッド
〒062-0908 北海道札幌市豊平区豊平8条12丁目1-6 第5カンダビル 2F、3F (2F受付)
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