元気です北海道! ~地元に住む私たちの取り組み~

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元気です北海道! ~地元に住む私たちの取り組み~

2018年9月6日未明、北海道胆振東部地震が発生しました。この地震では、大規模な停電や一部の地域での断水、避難を余儀なくされるなど、各地で被害が発生しました。

被害は私たちの生活だけに及ばず、観光業も打撃を受けました。交通費や飲食・土産物消費などを含めた、観光消費の影響額は約292億円にもなるそうです(9月15日現在)。また、停電の影響により商工業関連企業の売上高への影響は推計で1318億円とも言われています。(10月3日現在)。

1か月ほど経った現在は、各ライフラインはほぼ復旧し、被害の大きかった一部地域を除き多くの方々が普段の生活を取り戻しつつあります。

自粛ムードや北海道への風評被害を取り除くため、「北海道ふっこう割クーポン(元気です北海道クーポン)」が発行される(現在は完売)など、政府や関係機関などが、北海道を元気にしようと動いています。

その波は、地元に住む私たちの間にも広がっています。この記事では、ITの力を使って北海道復興に動いている個人や団体の取り組みを紹介します。

元気です北海道

GO! 北海道 ロゴ&フォトフレーム

こちらは釧路在住のデザイナー・小野寺千穂さん作成の、「GO!北海道」ロゴとフォトフレームです。

熊本地震の際、「GO!別府」キャンペーンを見て、予定していた九州旅行をキャンセルせずに行けてとてもよかったというご自身の経験のもと、北海道バージョンを作成されました。

ツイッターにアップしたところ、多くの方がフレームを使った写真をアップされています。アップの際は、ハッシュタグ「#おいでよ北海道」も併せていただけると、波及効果がより高まりそうです。

#まってるよ北海道


道内各地の観光地は、お客様をお迎えすることができているという現状を、より多くのお客様に知っていただきたいという願いから、北海道各地の情報をハッシュタグ「#まってるよ北海道」で発信しています。

こちらは、日本旅館協会北海道支部の若手経営者らで構成されている団体「北の旅館塾委員会」が立ち上げたもので、InstagramFacebookなどで展開されています。

地元の方にとどまらず、コンサドーレ札幌の選手もメッセージを動画配信されるなど、広がりを見せています。

AIを使った取り組みも! 元気です北海道

元気です北海道

北海道を愛する有志が始めた「元気です北海道」。過度な自粛ムードや 風評被害による経済的二次被害の発生を恐れ、「元気です北海道」をキーワードとして、今も元気に暮らす人々や楽しむ人々を道外・国外に発信することで、これまでと同様多くの方が北海道に訪れ、その魅力を体感する機会をつくりたいという願いで始められました。FacebookInstagramTwitterなどで展開されています。

観光庁の北海道復興キャンペーンのスローガンにも採用されました。

「元気です北海道」のLINEアカウントでは、写真を送るとAI bot の「元気くん」が反応し、送った写真に「元気です北海道」のロゴをつけて、コメントとともにお返事してくれます! (Androidの方はロゴが合成された後に「アドレスは?」と返信すると、写真をダウンロードするためのURLが表示されます。)

ロゴ入りの写真をSNSにアップして、北海道が元気であることをアピールしましょう!

ちなみにこちらのAI bot の「元気くん」の制作には、以前キタゴエでも取材したAI HOKKAIDO LAB 所長の土田さんも携わっています。

AIで北海道の働き方を変えていく! AI HOKKAIDO LAB所長の土田安紘さんに聞いてみた!(PR)


これまで、ITの力を使って北海道復興に向けて動いている、個人や団体について紹介しました!

自分たちが住んでいる地元のために何かしたいけれど、特別なスキルや資金もないし……と躊躇してしまっている方も少なくないはず。

今回ご紹介した、様々なハッシュタグを用いSNSにアップするだけでも、北海道が元気であることをアピールでき、力になれるかもしれません。

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私が書きました!

合同会社EVOLbyAmeri代表。こちらではコワーキングスペースの取材やITイベントを担当。他の媒体では観光系や女性向けライフスタイルなどで執筆しています。

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