Startup Weekend Sapporo vol.4が2016年5月27日(金)より、29日(日)まで3日間にかけて、MIRAI.ST cafe(ミライスト・カフェ)で開催されました。本記事では開催レポートをお届けします!
目次
「Startup Weekend Sapporoって何?」という方は過去記事をご覧ください。
Startup Weekend Sapporo過去記事
- Startup Weekend Sapporo vol.2がMIRAI.ST cafeで開催!
- あなたがStartup Weekend Sapporo vol.2に参加するべき3つの理由
- Startup Weekend Sapporo vol.3がMIRAI.ST cafeで開催!
- Startup Weekend Sapporo vol.4が5月27日から開催!参加者募集中!
取材・撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2016年5月27日、28日、29日
1日目(初日)
18:30 受付開始
受付開始、開場いたしました。
19:00 開場&交流会開始
Startup Weekendは開場と同時にいきなり食事付きの交流会が始まるのが特徴です。食事をしながら交流会を行い、いきなり仲良くなるのが目的です。
MIRAI.ST cafe、初日夜の食事を紹介!
19:20 開会の挨拶
今回のファシリテーターであるトライステージ代表の浅野仁志さんより、Startup Weekend Sapporo vol.4開会の挨拶が行われます。次にStartup Weekend Sapporo vol.4を作り上げたオーガナイザーの紹介です。彼らはvol.3の参加メンバーでもあります。
浅野仁志さんは普段、PHP開発者として活動されながら、岐阜県で起業家支援活動を行っています。今回、StartupWeekendのファシリテーターを努めます。ここからは浅野さんがStartup Weekendが説明します。
「2014年のStartup Weekendに初参加をしました。Startup Weekend 名古屋 for Gamesでカードゲーム”褒め殺し”を制作しました。Startup Weekend Tokyoの”Startup Pitch”で評価いただいて、優勝できた経歴があります。実際にカードゲームを制作しました。ただ、500個作って、60個しか売れていないです。赤字ですが笑」
「Startup Weekendは人生に役立つものです。皆さんに起業の3要素を伝えます。思いを見える形にする。人に伝える努力をする。少しでも長く続けていく、ということです」
「Startup Weekendは将来の共同創業者と出会う。共同創業者を見つけチームを作る。新しいスキルを学ぶ。アイデアを検証する。ということを行ってください」
「Startup Weekendはこういうことではない、という話しをします」
・会社設立ではない
・アイデアコンテストではない
・ハッカソンではない
「Startup Weekendが大事にしているのは仮説をたてて検証して、というのを大事にしています。そして実践し、チームを作りましょう!」
「今日の金曜日はチームを作ることが重要です。明日の土曜日は作ったチームでMVPという実行可能な最小商品を作りましょう。サービスを体験できるものを作りましょう。”お客さんはそれはいいと思わなかったよ”や、”これはいいものだから、もっといろんなものを作りましょう”というのをジャッジするものを作りましょう。日曜日は審査員にピッチを行います」
「審査員としてどう評価するかを説明します。皆さんには5分で発表していただきます。審査員は5分で判断します。実践していくこと、仮説検証していくこと。それが起業に繋がる3日間になります。審査基準は3つ」
「1つ目は検証しているか。お客さんの意見をちゃんと聞いてきたか。そこをきちんとやりましたか?というところを審査します」
「2つ目は実際に問題解決するものができているか。ターゲットとする市場がわかっているかどうか。実践&デザイン。どんな機能なのか。使いやすさの部分まで見えているかどうか」
「3つ目はビジネスモデル。実際にその問題を解決できるのか。お客さんの問題を解決できているか。今あるものと比べてどう違うのか。どういうプランで考えているのか。3つの審査基準を審査員に伝えます。今日はチーム作りです」
19:40 Half Bakedとピッチの説明
「ピッチとはどういうものかを説明します。ピッチは自分たちのメッセージをキュッと固めたものを相手の胸のど真ん中に投げる。大抵は1〜5分。アイデアを提案していく。相手が刺さるようにする」
「ピッチの練習も合わせて、チーム作りの前にHalf Bakedをやりましょう。10分間で考えてもらった後、ピッチをしてもらいます。僕たちの会社に投資してください!ということをやります。ではまず、キーワードを出していただきましょう」
会場の参加者、一人ひとりからキーワードを10個出してもらいます。今回、出たキーワードはこちら。
ロケット、ピザ、しりとり、メガネ、ジャンプ、睡眠、移動、癒やし、パンツ、桜。
各チーム、ここから2つのキーワードを選び、会社名にします。その会社名が提供するサービスのピッチを行います。各チームはキーワードを選び、チームでどのようなサービスにするかを話し合います。
10分後、代表者が以下のようなピッチを行ないます。
「ブルーグラス」行き詰った時、メガネをかけて、新しいアイデアが出る。ロゴはブルー。爽やかな青。みんなが救われる活性のある社会を産みたい。
「ロケしゃん」シャンプーによってのわずらわしさ、最後が出てこない。「お父さん、それ私の」それぞれの別のシャンプーを入れることによって、ロケットの圧で全部出てくる。家庭がロケットになることを願っている。
「幸せなピンクピザ」桜とピザを組み合わせる。フランス語の花言葉で、桜は「私を忘れないで」私を忘れてほしくない、お祝いのときに桜のピザにする。忘れられないようにデリバリーにする。
「癒やしと桜」会社名は「癒やしま専科」癒やしの人材派遣サービス。ギスギスしている癒やしがほしいところに派遣する人材派遣サービス
「ZOO眠」。通常は羊を数えるが、羊以外の癒される草食動物にする。メガネが自動的に寝相が悪くても落ちない。キャッチコピーは我が家にZOOと眠っちゃう。
「ピザパン」。開閉に特化したパンツ。男性はトイレに行く時に開かないことがある。8方向に分解するパンツ。ボタン1つで誰でも用を足せる。
という起業アイデアが話されました。会場で最も盛り上がったのは「ピザパン」でした!Half Bakedでピッチの練習を行い、次は本番ピッチです。
20:10 ピッチ開始
今回のピッチは、25人の方が1分ピッチが行われます。(アイデアのない方は自己紹介のみとなりました。その場合、番号を抜かしています)。
1.善意のプラットフォーム。サービス名は腹ペコヘルプミー。助け合いマッチングサービス。一人暮らしお腹をすかせている大学生と、雪かきで困っている人をマッチングする。雪かき手伝うので、ご飯をごちそうする。
2.リアルスタディー。オフラインからオンラインへ。小学生、中学生が受けるオンラインの教育を作る。
3.外国語を使ったスキル向上サービス。外国の方に道案内する。外国語をやっているんだけど、披露する場所がない。外国語に興味あるけど、社会参加の場所がない人を繋げるサービス。
4.宇宙旅行に行けるサービス。
5.社会的な課題を解決するサービス。例えば、地下鉄の出入り口を紹介するサービス。
6.人見知りだからチャンスを逃した方へのサービス。手助けするサービス。サービス名は「シャイブレーカー」やらないで後悔するより、失敗して後悔したほうがいい。そういう方の背中を押すサービス。
7.Lang comm。好きな言語を好きに話せるサービス。ユーザーはフリー。カウチサーフィン的なサービス。
8.スワイプするだけでどっちが好きか、という二択ができるサービス。2つ選択肢がある中でAかBを選ぶサービス。ラーメンかカレーかな?とかを投稿して、いろんな人に選択してもらう。
9.リアルタイムの病院検索サービス。実際、今やっている近くの病院がわからない。リアルタイムで探せたら患者がハッピー。
10.バス通勤が辛い。座りたい気持ちが強い。バスなどの混雑状況がひと目でわかるアプリ
11.過疎地域を盛り上げるサービス。リアル野菜育成アプリ。なめこアプリのように育成する。過疎地域の方が育成して、農家が育成する。若者と過疎地域の農家を繋げる。
12.毎日科学。日常生活に科学に興味を持つ人を増やしたい。楽しく伝えることを伝えたい。毎日修造みたいな感じで毎日おもしろくする。
13.誰でも旅行した気分になれるサービス。旅行の疑似体験できるバーチャルのサービス。
14.北海道のツーリングを補助するツール。北海道の「道道」の素晴らしさを世に広めるためのもの。北海道を利用するバイカーがターゲット。マップアプリで道道を強制的に選択される。
15.思い出トリップ。北海道でやりたいことを登録して旅行会社とユーザーをマッチングさせる。
16.sparetaucs.com
18.SNSを作る。悩みを他人に投げかけて、リアクションが返ってくるSNS。親身になれるシステム。
20.「フクキル」自分は服がダサいと思っている。毎日ユニクロでいい。WEARが辛い。そういう人が近づける。世界を変えるとかはいらないので、自分の明日を変えたい。
21.オンラインヨガサロン。自宅にいながらヨガができる。自宅でヨガで健康になろう。
22.「合同企業Web説明会」企業に動画を作ってもらう。家族に「ベンチャーをやめなさい」と言われる。テレビとコラボして、家族に見せたい。
21:00 投票
1人3票の投票を行い、票数の多いアイデアだけが残ります。投票の結果、下記のアイデアに絞られました。30秒ずつ話してもらいます。
・腹ペコヘルプミー
・宇宙旅行に行ける人生ゲーム
・シャイブレーカー
・Lang comm(お好きな言語で楽しく話そう!)
・ウィッチベター
・リアル病院検索
・どこでもボックス
・思い出トリップ
・フクキル
21:15 チーム形成 & 作業開始
出たアイデアに対して、ピッチした人に質問を行ったり、チーム結成が行われます。
22:00 帰宅
1日目は22時で終了です。この後、真っ直ぐ家に帰るも良いですし、別の場所で作業を続けても構いません。
2日目
11:00 開場
2日の朝が開始です。浅野さんからMVPについてのお話がありました。
「MVPはどちらでしょう? MVPは下のほうです。(乗る、移動するということに対して、)実行可能な最小商品が下のほうです」
「MVPの例を見せます。私が以前のStartup Weekendをきっかけに作った「褒め殺し」のMVPを紹介しましょう」
「これがMVPです。最初は紙に文字を書いただけですが、このMVPでどんなゲームかはわかります」
「MVPというのは自分たちが提供するサービスにおける解決策です。そしてこの提示する解決策を喜んでくれるのは誰か、考えてみましょう。もしかして、喜んでくれる人とお金を払ってくれる人は別かもしれません。例えば、先ほどの褒め殺しは喜んでくれるのは褒めてもらった女性かもしれませんが、お金を払ってくれる人は違います」
「悩んだ時はピボットしてもOKです。ピボットというのは製品の方向性を転換することです。アイデアに固執しすぎないようにしましょう。現実主義と勇気を持って行いましょう。メンバーの追加、解雇もOKです。ネガティブなことばかりいる人間は解雇しても良いです。どうしてもアイデアが上手くいかない、というときはチームを解散して、別のチームへ合流してもOKです」
12:30 ランチ
2日目最初の食事です。
この他にチキンライスなどもありました。
14:20 コーチング
Startup Weekendでは外部の方が来られ、チームにコーチングの時間があります。初日は3人の方にコーチングしていただきます。今回のコーチの方はこちら!
ビットスター株式会社取締役 COO若狭敏樹さん。「日本全国を飛び回り、様々な会社からインフラを中心としたITのビジネスの相談を受けています。今日はそういった立場から皆さんのお役に立てれば嬉しいです」
株式会社MASSIVE SAPPORO(マッシブサッポロ)代表取締役 川村健治さん。「不動産業のプロデュース、シェアハウス運営を開催していく立場から、よくビジネスについて相談を受けることが多くなっているので、その経験を活かせればと思います。StartupWeekendが大好きで、以前よりコーチとして関わっています。StartupWeekendに参加すると元気が出るので、StartupWeekendが以後も続くことを願っています」
株式会社インフィニットループ取締役 吉田博紀さん。「会社では新規事業開発の仕事、特にソーシャルゲームの新規立ち上げの仕事をしています。最近は旅行や食のビジネスに関心があります。前回のStartupWeekendSapporoでは参加者として参加しました。よろしくお願いします」
挨拶が終わった後、コーチの希望時間の割り振りが行われ、各チームにコーチングが行われます。
コーチングが終了後、コーチの皆さんで記念撮影!
16:00 浅野さんのお話。失敗事例
コーチングで各チームの改善点が浮き彫りになってきたと思います。コーチング後、浅野さんからのアドバイスがあります。
「Startup Weekendでこういうことを行うと失敗します、という話をします。①長いブレスト、②頻繁なPivot、③間違ったデータ」
「①長いブレストだけで世の中の問題を解決しません。②ぜひ、「何か」を解決できるMVPを作りましょう。③顧客を見つけて、MVPからの反応をもらいましょう」
「間違ったデータに基いて進めてしまっては失敗します。まずすべきことは最初の顧客を見つけることです。どんな悩みを解決できるのか? お客さんからインタビューして聞きましょう。顧客インタビューを行いましょう。とにかく聞くことを徹底しよう。目の前にいるお客さんにいる人に悩みを解決する方法とは? MVPを持ってお客さんに会いに行ってください」
18:45 夕食
2日目の夕食を紹介!
夕食に合わせて、浅野さんのお話があります。「このグラフはなんだかわかりますか? これはテンショングラフです」
「初日はよくわからないけど、何か楽しそうだなということでテンションが上がります。1日目で下がっているところがあります。これはピッチが選ばれなかったので、下がっているんですね(笑)
もちろんピッチが選ばれた人は上がるでしょう。2日目はなかなか上手くいかないのが見えてきて、だんだん下がってきます。皆さんが今ここです。
でも、安心してください。3日目はピッチ後、テンションが上がります。その後、一番テンションが上がるのはパーティーです。テンションの上がりは今晩で終わるか、明日で続くかわからないのですが、テンションが上がることは私とオーガナイザーの方が保証しています」
最後に浅野さんが締めくくります。
「もう一度たずねます。お客様は見つかりましたか? 見つけたお客さんにインタビューできましたか?」
21:30 ゲーム大会
オーガナイザーの小林素直さんの司会でゲーム大会が始まります。「ではみなさん。チーム決めを行います。今のチームとは必ず別の方と、チームを組んでください」との小林さんの指示のもと、それぞれの方が別の方と共にチームを組みます。
イベント中にゲームを行うのはStartup Weekend Sapporo初の試みです。2日目の夜、煮詰まった雰囲気を解消するため、気分転換として行われるということです。Startup Weekendは最初に決めたチームの方だけとずっと話しがちですが、このように今のチームの方と別のチームに組むことによって、他の参加者と話す機会ができるのは素晴らしい取組だと思いました。
チーム内では最初に、チーム名を話し合いで決めていきます。それぞれ、アオちゃん、ザピーチ、ライラック、グリーンパワー、オヨタヨというチーム名になりました。ゲーム大会ではクイズ、絵当てクイズなどが行われました。回答が気になった方は参加者の方に聞いてくださいね!
ゲーム大会は大盛り上がりの中、2日目が終わりました。いよいよ、明日が最終日です。
3日目(最終日)
11:00 開場
3日目、最終日の朝が始まります。11時半から浅野さんより、審査基準、エレベーターピッチ、リーンキャンバスの紹介がありました。
12:00 ランチ
最終日のランチです。しゃけ、梅、ツナのおにぎりとザンギ、サラダでした。
13:00 コーチングタイム
2日目のコーチングタイムが始まります。
一般社団法人国際教育連盟 代表理事 佐々木健志さん「札幌生まれ札幌育ちで、20歳のときに海外に留学しました。最近札幌に帰ってきまして、留学の斡旋業、英会話の授業やインバウンドを行っています。今日は皆様にお役に立てることがあればと思いました。気軽にお聞きください」
株式会社DIGC 代表取締役 佐藤一成さん「私は昨年、会社を立ち上げたばかりです。経験豊富な他の方とは違い、皆さんと近い視線でアドバイスをできると思います」
ムラタオフィス株式会社 代表取締役 村田利文さん「私は大学のときに、起業、2009年にプロジェクトマネジメントを事業とするムラタオフィスを立ち上げました。経験を活かして皆さんのお役に立てればと思っています」
株式会社インフィニットループ代表取締役 松井健太郎さん「私は1人で起業して、今100人規模の会社を経営しています。私はStartup Weekendが好きです。Startup Weekendの名古屋に参加して、面白いと思い、札幌に持ってきました。Startup Weekend慣れしているので、何でも聞いていただければと思います」
コーチングが終了後、3日目のコーチの皆さんで記念撮影!
17:00 最終発表(審査員紹介)
発表者がプレゼン資料が映るかどうかの確認を行うテックチェックを終え、17時から最終発表です! 3日間の成果が出る瞬間です。
本プレゼンを審査する審査員の紹介します。審査員は3日目のこの時間からの登場で、プレゼン内容のみを評価します。
コンサルタント/Biz-Devプロデューサー/ベンチャーよろずや 太田剛志さん。1985年北海道生まれ。2015年より独立し、シードーアーリー期のベンチャーの何でも屋さんとして経営計画の策定からマーケティング、セールス、システム開発、組織設計、人材採用、PR・広報などのプロデュースに従事。特技はセミナー講師・研修・漫談。
株式会社ペンサール・ストラテジック・パートナーズ代表取締役の衣笠 仁さん。1981年大分県出身。人材紹介、派遣会社にて人材紹介のサービスを担当。事業会社にてマネージャーを担当。売上を業界トップ(当時)まで上げる。大手教育関連の営業会社でトップの成績を収める。2011年7月ペンサール・ストラテジック・パートナーズ設立。
株式会社インターパーク代表取締役の舩越 裕勝さん。1973年札幌生まれ。2000年に友人と長野県で起業。1年後に一人で札幌にて有限会社ちえぶくろを立ち上げアパートの一室から起業する。事業コンセプトは「企業におけるインターネットの活用方法」を提案すること。現在見込み顧客管理のクラウドサービスを展開、営業現場のビジネスモデルを提供するツールを作り続けている。
17:20 最終発表
それではいよいよ発表です。1日目に浅野さんから説明いただきました審査基準を再度紹介します。
「審査基準は3つ。1つ目は検証しているか。お客さんの意見をちゃんと聞いてきたか。そこをきちんとやりましたか?というところを審査します」
「2つ目は実際に問題解決するものができているか。ターゲットとする市場がわかっているかどうか。実践&デザイン。どんな機能なのか。使いやすさの部分まで見えているかどうか」
「3つ目はビジネスモデル。実際にその問題を解決できるのか。お客さんの問題を解決できているか。今あるものと比べてどう違うのか。どういうプランで考えているのか。3つの審査基準を審査員に伝えます」
発表時間は5分で、少しでもオーバーしてもそこで終了です。審査員からの質疑応答も5分あります。今回は発表の様子を動画でお届けします!
1. 「DOC ME BOOK」Team Yossy
2.「フクキル」あなたの明日を変える ファッションコーディネートサービスのご提案
3. 「Make My Travel」〜旅のスキマ時間でもっと思い出作りを〜
4. 「Which Better」簡単に、二者択一の相談ができて楽しく答えられるアプリ
5. 「Shy Breaker」ふれあいに特化した紹介コミュニケーション企業
全5チームのプレゼンと質疑応答を終え、審査員は別室で審査を行います。
参加者投票
審査員の審議が続く中、参加者による投票が行われました。投票の結果は以下のとおりです。
最も投票を集めたのは1.よっしーの「DOC ME BOOK」でした!
結果発表
ではいよいよ結果の発表です。
第3位「Shy Breaker」です!
舩越裕勝さんのコメント「平和と文化を広める情熱と発想が素晴らしかった。ただし、理解するのに最も時間がかかりました(笑)素晴らしい発想だったと思います」
第2位は「Which Better」です!
衣笠仁さんのコメント「非常にプレゼンテーション能力が高く、心にすっと入ってきました。ビジネスモデルとしても穴が無かった。とても優秀だったと思います」
そして第1位は……「フクキル」です!
太田剛志さんのコメント。「プレゼンしていただいた平泉さんはこのサービスを使って、カッコいいお兄になられるんだろうな、と(笑)。サービスが誰かの価値になっているイメージが一番つきやすかった。審査員メンバーもほぼ全員一致でした。審査員でも議論が盛り上がりました。このサービスだとこういうふうにやると、上手くいきそうだな、と。服のレンタルや、CtoCで全国のスタイリストに乗っかるのはどうかなど、可能性を感じるサービスだと思いました。これからもぜひチームメンバーのお力を借りて、良いサービスにしてくれたら良いなと思いました」
「フクキル」チームの皆様、本当におめでとうございます!会場からも優勝チームに厚い拍手が贈られます。
優勝チームを率いたのは現役高校生
Startup Weekend Sapporo vol.4、優勝チームは「フクキル」でした。なんと、この「フクキル」。アイデア発案者であり、プレゼン者であり、リーダーが現役高校生です。琴似工業高校の3年生の平泉悠李さん(@_yuri0428hal)。Startup Weekend Sapporo史上初めての高校生率いるチームの優勝でした。
平泉さんにStartup Weekend Sapporoに出たきっかけについて聞いてみたところ、「オーガナイザーの杉山さんに誘われて、前々から興味はあったので出てみようということで出ました!」とのことです。杉山旬さんはStartup Weekend Sapporo Vol.4のオーガナイザーでもありますが、Vol.3では参加者でもあります。Startup Weekend Sapporoを通して、人と人とが繋がっていることを感じます。
優勝直後に平泉さんがFacebookにStartup Weekend Sapporo vol.4の感想を投稿していました。今回、引用の許可をいただき、Facebookの投稿を引用します。
Startup Weekend Sapporo vol.4で僕たちフクキルは1位を獲ることができました!
もちろんゴールはそこではないのでこれからもフクキルではないことも含め頑張っていくつもりです。
もともとぼんやり考えてはいたアイデアを提案して(0→1を作る的なところ)、それをみんなで肉付けしていく楽しさみたいなものもリアルに体験できて楽しかったです。
参加者の方やメンターの方、オーガナイザーの方や見学者の方に何度も企画の説明をさせていただいたので、人前で話すことに関しては少し慣れたかもしれません笑
本当にありがとうございました!
ちなみに次のStartup Weekend Sapporoはタイミングが合えばオーガナイザーをやりたいなーとか思っています笑
18:30 懇親会
発表の後は懇親会が行われます。参加者、審査員、コーチ、オーガナイザー、全ての方が混じり、交流します。
最後に全員で記念撮影です! 3日間、本当にお疲れ様でした!本当にありがとうございました!
懇親会後、ノルベサの別の店で二次会が開催。その後は個別で懇親会へ…それぞれのStartup Weekend Sapporoを語り合ったと思います。本記事はここで終わります。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。次はVol.5の開催を期待しましょう!
Startup Weekend Sapporo過去記事
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