Webアプリケーションシステムの設計・開発を行っている株式会社ノースグリッド。コロナ禍により生じた変化に対応しながらも、「エンジニアファースト」を掲げています。
今回は、「エンジニアファースト」のマインドに迫りつつ、コロナ禍によって生じた変化についてお話を伺いました!
記事の最後には、エンジニアの求人募集についてもお知らせがあります。
株式会社ノースグリッド
〒062-0908 北海道札幌市豊平区豊平8条12丁目1-6 第5カンダビル 2F、3F (2F受付)
会社について
今回は、菊池社長と清水取締役にインタビューさせていただきました。
――今日はよろしくお願いします! 事業内容をお教えいただけますか。
(清水)弊社の事業内容は大きく分けて3つあります。
1つ目は、オンラインストレージのソフト「Proself(プロセルフ)」という製品があります。官公庁や企業をはじめ2,000社以上のユーザーがいて、大きな事業の柱となっています。
あと残り2つは、大学の先生方とともにシステムを構築すること、新規サービスの開発支援事業を行っています。
エンジニアにとって居心地のいい会社を目指して
――会社の雰囲気はどのような感じでしょうか。
(清水)おとなしめで、職人肌っぽい人が多いです。エンジニアばかりなので、座席は作業に集中できるように、一人の席を広くとっていて、後ろを取られないような席の配置となっています。
――後ろを取られない、とは?
(清水)後ろからディスプレイの内容を見られないようになっています。他人と目が合わないような席の配置になっていますが、逆に言うと、仕事中フランクに話す機会があまり少なく、会社に出勤して誰とも喋らないまま帰る人もいるかもしれません。
(菊池)弊社は創業して18年になりますが、当時からずっと、コンセプトとして「エンジニアファースト」を掲げてきました。机もその一つです。
実際はどうかはわかりませんが、今いる人は、それなりに居心地の良さを感じてくれているのではないかなと思っています。
コロナ禍がもたらした変化
――コロナの影響で変わったことはありますか?
(菊池)大きく2つあって、1つは在宅勤務を50%にしています。
札幌の感染状況を考慮し、一時期は全員在宅となりましたが、やはりすべての社員の自宅の回線が太いわけではないので、音声が途切れてしまったりなどコミュニケーションの部分でやりにくいところがありました。
また、札幌の感染状況が落ち着いてきたころ、アンケートを取った際、「在宅が居心地いい」と思っている人が多かったのです。
我々も「エンジニアファースト」でやっているので、せっかく社員の人が望んでいるのであれば、打ち合わせなどの兼ね合いで100%は難しいけども、せめて50%になれば自分の時間も持てるのではないかと思い、このような形を取りました。
我々エンジニアは、ずっと打合せすることもありますが、一人で考える時間も必要です。在宅の時は一人で考えて静かに仕事をするフェーズ、出社するときはみんなが集まって打合せをしています。
――メリハリのある働き方が可能になったのですね。出社の日はチームごとに分かれているのでしょうか?それとも曜日別?
(菊池)チームごとに決まっています。私がやっている、Proselfのチームは、単純に1日おきというルールにしています。清水の方の、研究や新規技術のチームは、もっと少ない単位のチームなので、1日おきにローテーションを組んでやっています。
ほかにも、服装が私服OKになったことも大きな変化です。昔は取引先がスーツの方が多かったので、私服に対し懸念がありましたが、お客さんも私服が増えてきて、社内でも「前々から変わった方がいいのではないか」という意見があったこともあり、私服OKにしました。
世の中的にコロナはネガティブな面が多いですが、ポジティブに捉えるというか、これを契機に会社も変わっていこうかなと考えています。
求人について
――求人を募集されているとのことでした。募集職種と、必要なスキルについて教えてください。
(菊池)今回は、開発のエンジニア(マネージャー候補)を1名募集しています。
開発の仕事は、今うちの製品の仕事のスタイルが、基本的に完成したものを売る形なので、お客様から頂く色々な要望を取捨選択し、「この機能は要望が多いのでつけよう」などを考えながら日々作っていきます。
たくさんのタスクが生まれますが、それを今は私が、「どれをやっていこうか」と交通整理しているので、将来的ににはそういった作業のマネジメントができる人を募集しようと思っています。
(清水)実際に製品に携わっていないと、作業の重さやかかる時間がわかりません。プログラムを作った経験があって、作業が見積れるといったところが重要です。
開発のプロダクトマネージャーの役割は重要で、お客様の製品のリリース日が決まっていて、タスクがこれくらいがあるという状況で、時には「諦めないといけない」という判断も必要です。ちゃんとしたプロは、時間内にそれなりの製品を仕上げます。ゴールまでの道筋を決めてそこまでに何を盛り込もう、何を捨てようと整理できることが大切で、そのためには自分でも多少プログラムを書けること、それを管理できることが必要だと思います。
雇用形態などの詳細は、こちらをチェックしてみてください。
変化を恐れず、“半歩先へ”
――今後の展望について教えてください。
(菊池)IT企業は技術の移り変わりが激しく、追いかけていくだけでも大変ですが、常に時流に合わせて我々も変化していき、「エンジニアファースト」と技術力で売っている会社を貫いていきたいなと思っています。
(清水)会社がある程度成熟して、それなりの人脈もできて、それなりのマーケットも作れていると思うので、今ある資産を使って、もう少し大きくしたいです。何をどう大きくするのはまだわからないですが、今の製品をあと10年使ってもらえるように仕上げるのか、半歩進んだ技術をベースとしみんなに喜んでもらえるようなような感じのことができればと思います。
今は未来が見えないコロナ禍なので、一旦は現時点で持っているフィールドの中で戦えればいいかなと思っています。
コロナ禍でなかなか先が見えない状況ですが、「変化を恐れずも、今あるスキルを活かしながら“半歩先”進んだようなことができれば……」というエピソードには力をもらえた気がします。
ありがとうございました!
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