※移転しました。移転先などの詳細はホームページにてご確認ください。
札幌市の中心部、時計台のすぐ近くにあるコワーキング利用が可能なシェアオフィス、9locku’s – クロッカス – (旧名称:北海道ビジネスサポートセンター)に行ってきました!(以降はクロッカスと表記します)
インタビュアー・構成・撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2015年6月1日
クロッカスへ訪問
クロッカスは大通駅から徒歩6分、札幌駅から徒歩9分、札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)7番出口から徒歩2分の場所にあるマルイト時計台前ビルの9階にあります。
マルイト時計台ビルの入居オフィス一覧です。9Fにある「株式会社北海道新産業プラザ・北海道ビジネスサポートセンター」というのがクロッカスになります。
エレベーターで9階に上がると、すぐ正面にこのような看板があります。
この看板のあるドアがクロッカスの入口です。株式会社北海道新産業創造プラザはクロッカスの運営会社。北海道ビジネスサポートセンターはクロッカスの旧名称。受付の看板など、まだ一部で名残があります。ではドアを開けます!
ドアを開けると、クロッカスの受付があります。クロッカスでは会員向けに電話取次サービスなど、一般的なシェアオフィスやコワーキングスペースにはないサービスも提供しています。困ったことがあったら、受付の方に聞いてみましょう。
物品の販売もあります。この日は貼るハーブが販売されていました。
受付にはシュキーンもありました。シュキーンで誰がクロッカスに今いるかを知ることができます。
ワークスペース
受付から奥にはワークスペースがあります。どのようなスペースになっているでしょうか? 本記事ではクロッカスの360度画像をお借りしました!
本画像は㈱ダブルエムエンタテインメント社のサービスを使って撮影しております。
では個別の施設を見ていきましょう!
クロッカスではこのような透明のパーテーションで句切られた机で仕事することができます! 隣の目が気になる方でも大丈夫ですね!
会員の方専用の机では木のパーテーションで句切られた机もあります。一般的なコワーキングスペースは隣の机に仕切りがないのですが、この机では背中が壁ということもありますので、機密性がある仕事も行えるでしょう。
iMacを持ち込んでいる方もいらっしゃいます。「大きい画面で仕事をしたい」という方も問題なく仕事ができるようになっています。
施設内には畳もあります!この畳を開けられるようになっており、収納スペースにもなっているようです。何が入っているか気になる方は直接、施設の方に聞いてみてください。
会員の方はロッカーが使用できます。毎日使うものは置きっぱなしにできます。毎回重い荷物を持っていかなくても、良いですね!
ドトールのコーヒー自動販売機とコピー機があります。コピー機も利用可能。プリント、コピーともモノクロは8円と安く、嬉しいですね!
ドトールにはどんなメニューがあるのでしょうか。拡大してみます。
アメリカン、ブレンド、カプチーノ、カフェ・ラテ、カフェ・モカ、クリーミーココア、黄金のオニオン(スープ)、紅茶を100円で飲むことができます。
掲示板やラックにはセミナーやビジネスコンテストなどのイベント情報や支援制度の情報を収集することができます。
ラックの奥には…
運営している株式会社北海道新事業創造プラザ、代表取締役吉澤慶記さんの言葉が飾られています。
クロッカス図書コーナー
「クロッカス図書コーナー」があり、自由に本を読むことができます。
本棚の多くはビジネス書でした。
会議室
クロッカスには利用できる2つの会議室があります。まずは1つ目の会議室!
次に2つ目の会議室!
訪問したときは2つの会議室がありましたが、この2つの会議室はくっつけて利用することもできます。会議室の間のパーテーションは移動できるため、スペースは流動的なようです。参加人数が多いセミナーがある場合はくっつけて利用するようです。
今回はこの会議室で、クロッカスの運営会社、株式会社北海道新事業創造プラザ代表取締役であり、シニアインキュベーションマネージャーの吉澤慶記さんにクロッカスについてのインタビューを行いました!
インタビュー
ーースペースの名称であるクロッカス(9locku’s)というのはどういう由来・意味があるのでしょうか?
吉澤 :元々はクロッカスの花という言葉はあるのですが、それだけではなく、9階のフロアに事務所があるということ、クロッカスのスペル(Crocus)を見ていただければわかるのですが(クロック)、時計台が見える場所という意味もあり、そのあたりを組み合わせて、クロッカスとしています。
ーーどのような方がクロッカスをご利用されているのでしょうか?
吉澤 : 平均年齢としては30代後半です。性別でいうと、圧倒的に男性が多いです。かといって、女性を拒否しているわけではなくて、女性にもどんどん来ていただきたいのですが(笑)
職種でいうと、コンピュータを日常で使うようなシステム系の方が多いです。中には農業系のコンサルタントがいたり、物販をされている方がいたり……業種としては一般的にコワーキングスペースを使う方とは少し違うかもしれません。幅広い業種の方がいます。
起業されている方もいますし、これから起業される方もいます。これから起業される方に関しては我々のほうからしっかりアドバイスさせていただきます。たまたま私もずっとインキュベーションマネージャーとして活動してまして、そういったノウハウを活かして、無理のない創業をしてほしいと思っています。
ーー時間帯によって利用者の層が変わったりするのでしょうか?
吉澤 : 混雑具合からいくと、午前中はあまり混んでいないという状態です。お昼前ぐらいから、少しずつ人が入ります。17時から18時以降が人が多くなります。多いときは席が埋まるケースもあります。
今のところは夜にサラリーマンが多いとか、そういうことはありません。ただ、我々はこれから開業する方を応援したいと思っていますので、そのような方にもどんどん来てほしいと思っています。
ーー札幌には他にもコワーキングスペースやシェアオフィスがありますが、その中でも利用者の方がクロッカスを選ばれている理由は何でしょうか?
吉澤 : クロッカスは利用者の方に、事業に対するアドバイス、コンサルティング機能をつけています。そのような機能は他のコワーキングスペース、シェアオフィスにはありませんので、その点でクロッカスを選んでいるのだと思います。その他にも、一緒に営業をしてあげる、一緒に資金調達してあげる、ということも行います。
他には、お客様とのミーティングの場合に場所を説明しやすいというのもあります。「時計台の斜め迎えです」という説明をすると、すぐわかる、という声が多いです。
ーーコンサルティングは例えばどのようなことを行うのでしょうか?
吉澤 : 例えば、一例をあげますと、これから会社を起こす方が「補助金の申請をしたい」ということからご相談があった案件ですが、補助金の申請の書き方、ポイントを含めてのアドバイスや、申請書の提出まで幾度のやりとりをして申請書の書き方を教えていきます。それとあわせて、会社を起こす中で資金調達を考えていくのと、販路開拓を考えて、営業活動の方針を決めたり、一部営業活動をスタートしたり、営業先をご紹介したりします。
ーーどのような方にクロッカスに来てほしいでしょうか?
吉澤 : 幅広い方にクロッカスにお越しいただきたいと思います。それぞれ得意分野を持ってやってらっしゃる方が多いと思いますが、得意分野だけで一人で会社を起こすと、一人になってしまいます。そうではなくて、クロッカスに来て仲間を作っていただきたいと思ってまして、幅広く多くの方に来ていただきたいと思っています。
ーークロッカスの今後の展望を教えてください。
吉澤 : 賑やかに、というのを考えています。我々としては、北海道の開業率を上げたいということを考えています。そして、開業率を上げるだけではなくて、長く生き残る会社を作りたい。長く生き残る会社をたくさん創出したいというのが我々の目標でもあります。全て合わせて、北海道もクロッカスも賑やかにしていきたい、と考えています。
吉澤慶記さん、お話をお聞かせいただきまして、ありがとうございます!クロッカスは「北海道内初のシニアインキュベーションマネージャーが起業のサポートを行う札幌のシェアオフィス」ということで、これから起業される方や、起業したてで仲間が少ない方など、あらゆる起業のサポートを必要としている方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
9locku’s(クロッカス 旧名称:北海道ビジネスサポートセンター)
〒060-0001 札幌市中央区北1条西3丁目3-41 マルイト時計台前ビル9階
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