札幌に新しいモノゴトが生まれる場所を。昼はコワーキングカフェ、夜はバーの「大人座 Otonaza」オープン

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札幌に新しいモノゴトが生まれる場所を。昼はコワーキングカフェ、夜はバーの「大人座 Otonaza」オープン

「ただ座って1人で仕事をするだけじゃない、刺激的な場所がつくりたかった」。そんな想いをベースにゼロから作られたコワーキングスペース「大人座 Otonaza」(以下、大人座)が、2019年5月31日にグランドオープンしました。

WiFi・電源完備で、打ち合わせにも使える広い4人席やプロジェクターなども備えつつ、白樺の枝やアンティーク調のランプ、ソファーなどが置かれたこだわりの空間となっています。なんと夜はバー形態での営業となり、全力で取り組んでいる仕事や熱中している趣味の話をする交流の場になっているそうです。

 

大人座 Otonaza のビル・入り口

 大人座はさっぽろテレビ塔から南に1ブロック下った板谷ビルの8階。1階正面には路面店が入居しているため、側面のビル入口からエレベーターで登ります。

インタビュアー・執筆・撮影:谷 翔悟 / 取材日: 2019年5月22日(火)

「刺激を求める人たちが出会い、何かを生み出していく空間が作りたかった」株式会社大人・五十嵐代表インタビュー

大人座 Otonaza 代表の五十嵐さん

 

コワーキングスペース・大人座を運営する株式会社大人・代表 五十嵐慎一郎さんにお話を伺いました。

 

――大人座の雰囲気は、いわゆる「コワーキングスペース」というだけではない、不思議な感じがあります。どういったコンセプトでつくったものなのでしょうか?

五十嵐:2012年から2018年まで東京・銀座で運営していたコワーキングスペース「the SNACK」が元になっているんです。ただ仕事をするとか、ただお酒を飲んで遊ぶというだけではない、刺激を求める人が集まる場所。新たな出会いから、ビジネスやアート、新しい遊びが生まれていく「カオスな場所」を北海道につくりたくて、全財産をつぎこんで作ったのが大人座です。

 

――全財産!!!ソファーやテーブル、インテリアもハイセンスですが、そちらも五十嵐さんが揃えられたんですか?

五十嵐:the SNACKから持ってきたものが多いですね。でも、カウンターとテーブル席の間にある白樺なんかは、旭川から自分で持ってきました。

 

大人座 Otonaza の白樺

 

――自分で!?

五十嵐:知り合いの木こりに切ってもらって、自分で山から下ろして車で運んできたんですよ。出張から帰ってきて新千歳空港に着いて、JRで札幌駅に向かう道中で見る白樺が本当に美しいんです。あの景色を見て毎回「ああ、北海道に帰ってきたんだな」と感じます。北海道らしい場所をつくるにあたって、白樺は絶対に必要だなと思いました。

 

大人座 Otonaza のお酒

 

――夜はバーとして営業するとお聞きしました。

五十嵐:プレオープン期間から、様々な方に仕事終わりに集まっていただいていますね!軽いおつまみと、ビールやナチュラルワイン、ウイスキーやクラフトジンなどを揃えています。もちろん、夜もコーヒーやお茶をお出しできます。また、夜にはビジネスミートアップや音楽ライブなど、様々なイベントが開催される予定です。持ち込みの企画も募集中ですので、ぜひお問い合わせください!

 

株式会社大人 イベント風景

写真:川島 彩水

 

五十嵐:当店は『ほっとけないどう』という名前の、サッポロビールさんとの企画における北海道拠点にもなっています(通称『ほっとけないBAR』)。毎月「ほっとけないAWARD」というピッチイベントを開催し、そこで登壇した方のプロジェクトには、店のビール・飲料の売上の半分が支援金として送られるという「カンパイ☆ファンディング」を行っているんです。ぜひ、「ほっとけないどう」のWebサイトをご覧いただき、ビールを飲んでプロジェクトを応援してみてください!

 

株式会社大人 イベント風景

写真:川島 彩水

 

――なるほど、それは面白い試みですね!他に、大人座ならではの特色はありますか?

五十嵐:「人」ですね。大人座のスタッフを集めるにあたって、ただ”飲食店で働きたい”という人より、自分のやりたいことにチャレンジしている人といっしょに働きたいと考えたんです。なにかを面白がって自分のやりたいことを持っているスタッフに、色んな人が行き交う大人座という場所を利用してもらって、自分自身の人脈も広げてもらえればと思います。

 

大人座 Otonaza の全景

 

五十嵐:大人座にご来店の際は、お客さん同士ももちろんですが、お時間があるときにぜひスタッフとも話してみてください。いっしょに働いてくれる方も募集中です。Facebookページからメッセージを送っていただくか、ご来店時にお声がけください!

スタッフは管理栄養士、積丹ダイバー!?大人座で働くおふたりにインタビュー

 

五十嵐さんが大人座の特色としてあげた、「人」。いったいどんなひとが働いているのか、実際に大人座 マネージャー・佐藤 剛平さん、スタッフ・村上 千草さんにお話を伺いました。

大人座 Otonaza のスタッフ

 

―お仕事中すみませんが、よろしくおねがいいたします!

佐藤村上:よろしくおねがいします!

 

大人座 Otonaza のスタッフ

―まずは佐藤さんにお話を伺います。佐藤さんはどういった経緯で大人座のマネージャーになったのですか?

佐藤:なにか自分で新しい事業をやりたくて、自分の持っている管理栄養士という資格を活かしてなにができるか模索していたときに、代表の五十嵐から誘われたのがきっかけです。

 

―管理栄養士の資格をお持ちなんですね!具体的にどういったことをやろうというのは考えていますか?

佐藤:「子連れカフェ」や離乳食の製造販売をしたいと考えています。もともとは枝幸町保健センターや帯広保健所で乳幼児健診や食品の衛生管理などの仕事をしていたんですが、自分でも子育てをしてみると、手軽に買えて子どもに安心して食べさせられるものが少ないことに気づいたんです。

 

―たしかに小さい子どもがいると毎日本当に忙しいですが、市販のものは基本的には大量生産のものが多いですよね。

佐藤:それに、今はいろいろなカフェがありますが、子どもに食べさせることを前提としたメニューはあまりないんです。かといって、自分で家から持っていくとなると、暑い日なんかは食中毒の心配もあります。そこで、自分のような管理栄養士の視点で作った安全な食品を製造販売したり、子どもに安心して食べさせられる料理を提供するカフェをやりたいと考えているんです。

 

―それは北海道だけでなく、日本全国や世界でも需要がありそうですね!

佐藤:まずは大人座でいろいろとやらせてもらって、日々経験を積んでいるところですね!

 

大人座 Otonaza のコーヒー

 

―大人座では深煎り・浅煎り両方のコーヒーを飲めるとお聞きしました。

佐藤SKY BLUE COFFEE ROASTERSの矢野さんに豆の焙煎や技術指導をしていただいています。北海道では深煎りのコーヒーが人気ですが、大人座では浅煎りと深煎りの両方をご準備しております。

 

大人座 Otonaza のアイスコーヒー

 

佐藤:当店の浅煎りコーヒーは時間が経つと酸味が出てくる、ニュアンスの変化も楽しめるコーヒーです。ホットでもアイスでも美味しく飲めますので、ぜひお試しください!

 

大人座 Otonaza の伝統茶

 

――カウンターのそばにお茶の缶が置いてあるのも見かけましたが、これも大人座で飲めるんですか?

佐藤:もちろんこちらもお注ぎしますよ!tabel}(タベル)という日本伝統茶のブランドです。はすの葉茶や月桃茶など、普段見かけることのないタイプかも知れませんが、本当にいい香りがします。お仕事で疲れたときなどにオーダーしてみてください。

 

大人座 Otonaza のスタッフ

 

――では、村上さんにお話を伺います。村上さんは普段、小樽や積丹の海にいるとお聞きしたのですが、どういったことをされているんですか?

村上:プロのダイバーになるための修行です!もともと小樽生まれで、小さい頃から素潜りをしていたんですが、沖縄の大学にいた頃にスキューバーダイビングの免許をとったんです。でも、どうしても水中でシリンダーで呼吸ができなくて、3年くらい海に潜らない生活をしていました。

 

――素潜りに慣れていても、感覚が違うんですね。また海に潜るようになったきっかけはなんだったんですか?

村上:積丹の海に感動したことですね。去年、素潜りに行ったんですが、他の場所とは海の中の迫力も透明度も段違いで、衝撃を受けたんです。もう、ぜんぜん船に戻ってこないくらい、ずっと潜り続けてました。そのときに船長に「プロのダイバーにならないか」「おれのすべてを教えてやる」と誘われたのが、いまの活動につながっています。

 

――アツいスカウトですね!村上さんがプロのダイバーになるには、あとどのくらいかかるんですか?

村上:だいたい2年くらいですね。船舶免許や、潜水士の免許を取る予定です。他にも、海についての勉強をしたりしています。知れば知るほど、海の偉大さや自然の凄さが身にしみるんですが、同時にその自然を人間が破壊してしまっていることもよくわかるんです。私達のふだんの生活にも原因があったりして。私はダイバーとして自然界と人間界の間にいる存在なので、なんとか共存を模索したいなと考えています。

 

――なるほど、札幌圏では村上さんのような存在は稀有かもしれませんね。では、今後なにかやりたいことはありますか?

村上:大人座のカウンターに立って海の話をして、都会に住む人が自然について考える入り口になれればと思いますね。小樽市や後志地方のエコツーリズムについても発信していきたいと考えています。ダイビングにご興味のある方は、ぜひ声をかけてくださいね!

 

大人座 Otonaza のカウンター

コワーキングスペース「大人座 Otonaza」

営業時間 月〜土 10:00〜24:00(ラストオーダー 23:30)
11:00〜17:00
祝日 休業
住所 〒060-0061 北海道札幌市南1条西1丁目13-3 板谷ビル8階
アクセス 地下鉄大通駅37番出口より徒歩2分
電話番号 011-206-1294
公式サイト https://www.otonaza.com/

料金形態

月〜土

10:00〜18:00

 

11:00〜17:00

一般利用

3時間 600円

(1ドリンク付き) 

終日利用 1,000円

(1ドリンク付き)

月額会員

6,000円

(1日につき1ドリンク付き)

7,000円

(フリードリンク制)

18:00〜24:00 ドリンクオーダー制

 

大人座 Otonaza 〒060-0061 北海道札幌市南1条西1丁目13-3 板谷ビル8階

北海道札幌市南1条西1丁目13-3 板谷ビル8階

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私が書きました!

1989年生まれのフリーランス。Webディレクター・ライター・ミュージシャン。座右の銘「人に歴史あり」を胸に、いろんな人に話しかけては野良インタビューを行います。酒と酒場を愛しており、ときどきビアバーやイベントでクラフトビールやウイスキーを注いでいます。

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