「エコモット、新たな事業領域拡大に向け、XTech・シェアリングサービス構築に強みを有するBULBへ出資」とのリリースが飛び込んできました。エコモット株式会社と、BULB株式会社。実は両社に縁があるキタゴエ。提携して何をするのでしょうか? 詳しく話を伺うためにエコモット株式会社札幌本社に訪問してきました!
エコモット株式会社 代表取締役 入澤拓也さん、BULB株式会社 CEO 阿部友暁さんの両代表者に登場していただき、インタビュワーである赤沼を交えた対談形式でお届けします。
前編では初めての出会いと印象、打診はどちらから?、提携の理由をお聞きしました!
インタビュー・取材・構成 : 赤沼俊幸 撮影 : 早川諒亮 取材日: 2019年7月1日(月)
初めての出会いはキタゴエ
阿部さんが代表を務めるBULB、実は元キタゴエの運営会社。本日、阿部さんはインタビュー「される側」ですが、当時の阿部さんはインタビュー「する側」。その時の記事がこちら。
エコモットの事業内容、オフィス風景も掲載しています。ぜひご覧ください。(※事業内容等は2015年当時のものです。あらかじめご了承ください)
当時はまだ上場もしていませんでしたが、お話を伺って他の会社とは一味も二味も違う印象が残りました。
エコモットは2017年に札幌証券取引所アンビシャス市場へ新規上場、2018年には東京証券取引所マザーズに上場。数少ない北海道本社の上場IT企業として、強い存在感を示しています。
BULB CEOの阿部さんは1981年室蘭に生まれ。個人で立ち上げたインターネットラジオサービス「ねとらじ」をライブドア社に売却。そのままライブドア社に入社した経歴があります。2011年にBULBを設立。
提携の打診はどちらから?
エコモットの個人的なイメージは「大人の会社」。建設現場、災害向けのソリューション等のBtoBをメイン事業に据えていることもあり、会社ではスーツ姿の方が多く勤務。落ち着いた印象があります。
BULBの個人的なイメージは「自由な会社」。BULBオフィスに入ると、すぐに靴を脱ぎ、服装は自由。リモート勤務を推進し、出社していない社員のほうが多い日がほとんど。
真逆……とまではいきませんが、かなり社風が違う両社。どうしてこの両社が提携を選んだのでしょうか。
東京にあるようなベンチャーキャピタルからお金を集めるより、BULBがある北海道でお金を集めたいと思ったんですよね。
北海道でお金を集めたほうが回り回って、いいことが多いと思っています。
実際に結果を出した実績も多く見てきたし、「僕らも一緒に何かやれないかな?」という考えが大きかったですね。
素晴らしい補完関係なんですよね
受託ではなく、技術で自分たちの商品を作り、売っていることが素晴らしいと思っています。
BULBはAirbnbが世間に浸透する少し前にシェアリングエコノミーサービス立上げプラットフォーム「Airbnbクローンスクリプト」を提供。各社VRサービスが立ち上がる時期にはオフィス間取り図自動VR化サービスの「AutoFloor」を提供。現在、新たにストアピックシステムのSERVBOを提供。最先端技術を使ったサービスを続々と提供しています。
阿部さんが率いるBULBの技術に対して「もっとこうしたい」ということがいっぱいあるんですよね。
気になる続きは後編で
北海道からお金を集めたいと考えたBULBの阿部さんは、エコモットの入澤さんに提携を打診。BULBの実績を知っていた入澤さんは打診を快諾。素晴らしい補完関係になるとのお話いただきました。
前編では初めての出会いと印象、提携の打診、提携の理由をお聞きしました。後編ではどこに事業領域を拡大していくのか?「LINEがやりづらいことをやりたい」「法律が整備されていないところをやりたい」という話から、以前阿部さんが運営されていた「ねとらじ」から、今後の展望までお伺いしました。後編を御覧ください!
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