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ビットスター株式会社の起業秘話を聞いてみた!

ビットスター株式会社の前田章博社長。終始にこやかにインタビューに答えていただきました
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ビットスター株式会社の会社訪問の第2弾は前田章博社長のインタビューです!本記事ではビットスター株式会社の社名の由来、働く人たちについて、起業物語について伺います。訪問記事についてはビットスター株式会社札幌ブランチに行ってみた! – 中の島駅徒歩1分のオフィス!をご覧ください! それではインタビューをどうぞ!

インタビュアー : 阿部友暁 構成・撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2016年3月28日

ビットスター株式会社キタゴエ訪問記事

目次

ビットスターという会社について

BitStarロゴ

ーービットスターという社名の由来を教えてください。

前田章博(以下、前田) : 『ビット』はご存知の通り、デジタルの単位です。1と0をIT市場として捉えています。IT業界の中でひときわ輝く会社になろうという意味で『スター』を付け、合わせて、ビットスターと名付けました。

ーー現在、何名の社員がいるのでしょうか?

前田 : 24時間運用保守を行っている完全子会社の岩見沢を入れると、40名を超えています。

ーー部署別にはどのような割合でしょうか?

前田 : システム開発の部署が11〜12名、デザインの部署が約15名います。(※取材当時)

1Fのラウンジ。デザイナーの会議

取材日、たまたまデザイナーの会議が1Fのラウンジで開催されていました

ーーデザインの部署が15名もいるのは意外です。運用保守が強いイメージがありました。

前田 : デザインの部署といっても、デザイナー、ディレクター、マークアップエンジニアも全て含み、アルバイトを入れて約15名います。

弊社が他と違う点として、デザインの仕事を月次で手掛けていることと、お客様の仕事を作るところから一緒に行うことです。

とある例を紹介しますと、Webサイトを作る仕事を営業会社に売っています。営業会社がWebサイトを販売し、受注後はあらかじめ決めたテンプレートに沿って、Webサイトを弊社が作ります。テンプレートを作るところや料金表を作るところから弊社が協力しているのですね。

ただWebサイトを作るだけではなくて、サーバーをセットにしたり、ドメインをつけたり、SSLもつけたり……と、クロスセルを行って、立体的に収益を取りに行くこともしています。

ビットスター起業物語

起業について話していただくビットスター株式会社の前田章博社長

起業当時のことを懐かしく話すビットスター株式会社の前田章博社長

ーー会社設立の経緯を聞かせてください。

前田 : 元々、私は札幌のIT企業に勤めていました。最初はスタンドアローンや、クラウドサーバーのシステム開発を行っていたのですが、少しずつ「インターネット上での業務アプリを公開したい」というニーズが増えてきました。所属している会社でそのニーズを叶える仕事を行うのが、難しかったため、起業したのがきっかけです。「データセンターを利用し、構築から運用保守まで一気通貫でWebで行います」というサービスを提供するべく、起業しました。

ーーおいくつぐらいの時に起業されたのでしょうか。

前田 : 25か、26歳の頃です。

ーー最初は何名くらいで始められたのでしょうか。

前田 : 最初は3名で始まりましたが、あっという間に2、3ヶ月で6人くらいになったと思います。

ーーそれはすごいですね。人を採用するのは難しいと思いますが、当時は人を集めやすい環境があったのでしょうか。

前田 : 最初は一人で起業するつもりだったんです。

今、常勤取締役の若狭とは同じ会社でしたが、起業を決意したとき、若狭に「俺は会社辞めるから、お前この会社がんばれな」と言ったんです。そうしたら「一緒にやるって約束したじゃん」と怒られました。実はニューヨークで飲んでる時に一緒に起業する約束を僕がしたみたいで……(笑) それを聞いた時に「えっ来るの!?」と、「今日に人を採用かよ」思いました。

他の初期メンバーも、他会社に内定決まっていたのですが、ビットスターをほおっておけなかったみたいで、弊社に来ていただきました。内定が決まっていた会社には謝りにいってもらいました。そのように一瞬で5、6人になってしまいました。

事業、提供しているサービスについて

前田章博社長へのインタビュートップ

ビットスター株式会社の前田章博社長。終始にこやかにインタビューに答えていただきました

ーー起業当初はどういった仕事から始められたのでしょうか。

前田 : 起業時の支援者のご紹介で業務用のアプリケーションの開発を行っていました。ビットスターの本社は札幌でしたが、クライアントは最初から東京でした。今のお客様に関しては東名阪が8割以上です。

ーー東名阪のシステム開発を札幌で行い、リモートで保守を行っているということでしょうか。

前田 : そうですね。最初は私たちでサーバー設備を作ったり、お客様のサーバーを預かったりしながら、システム開発や運用保守を行っていました。最近はクラウド化が進んでいます。AmazonやGMO、さくらのクラウドを入れている案件も非常に今多いですね。

ーーお客様になる会社の業種やニーズに特徴はありますでしょうか?

前田 : 業態や業種はものすごくばらけています。例えば、大手広告代理店から放送局の大手から、札幌市内の整骨院さんという中小まで、さまざまなところよりお仕事をいただいています。直接やりとりするケースもありますし、代理店さんを挟むケースもあります。東証一部上場企業の取引社数だと、およそ10社は直販です。

ーー顧客が御社を選ばれる理由や、他社との違いとは何でしょうか?

前田 :「デザイン、開発、運用保守をワンストップで全て行える会社」というのが選ばれる理由だと思います。この規模でワンストップで行えるのは私どもが知っている範囲で弊社しかないと思います。運用保守を行い、Webサイトを作れますという会社は案外ないんですね。

私どもはサーバー管理を業務とする会社が入ってる日本MSP協会(Management Services Provider)に入っています。MSP協会に入っている会社では、デザインチームがあり、外販を行っている会社は、弊社ともう1社ぐらいしかありません。

ーー現在でも、設立時に主力だった分野をコア事業として提供されているのでしょうか?

前田 : 元々はソフト開発屋で勤めていた人間ばかりだったので、運用や保守、デザインは得意ではありませんでした。ただ逆に、今のほうが運用や保守、デザインが強みになっているんです。

起業時に私たちのビジネスモデルは運用や保守といった月次で課金するビジネスを考えていました。

1回で何千万という案件だと、「ゼロ」「ゼロ」「ゼロ」「何千万」のようになるのですが、そのような生活はサラリーマン時代に苦労しました。1回の開発費用が何千万円という案件よりは月次課金するビジネスを重視していきたいと考えています。

ただ、月次課金のビジネスは急に爆発的増えるわけではないので、食いつなぐイメージで開発を行っていたところが大きいところです。それしかできなかったっていうのが正確かもしれないですけど(笑)

ありがとうございます。次の記事ではビットスター株式会社の24時間有人システム保守運用チームと岩見沢、海外展開、事業、提供しているサービスについて伺います。

ビットスター株式会社の24時間有人システムと岩見沢、海外展開、今後の展望について聞いてみた!

ビットスター株式会社キタゴエ訪問記事

ビットスター株式会社 札幌ブランチ
〒062-0921 北海道札幌市豊平区中の島1条1丁目7-20 FORGED NAKANOSHIMA 1F・8F・9F

北海道札幌市豊平区中の島1条1丁目7-20 FORGED NAKANOSHIMA

この記事を書いた人

赤沼俊幸
赤沼俊幸キタゴエ編集長
マーケティスト代表。札幌を中心にWebマーケティングコンサルティング・サポートを行っています。キタゴエでは北海道IT業界の最前線をお伝えします!
ASCII STARTUP 業界ポジトークでも月に一度の連載を行っています。
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