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株式会社Gear8に仕事の進め方や社内のこと、今後の展望、世界進出について話を聞いてみた!

株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さん
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株式会社Gear8の会社訪問記事最終回! 本記事では株式会社Gear8の仕事の進め方や社内といった現在のことと、今後の展望、世界進出という未来について、株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さんに伺います。それではインタビューをどうぞ!

インタビュアー : 赤沼俊幸 構成:赤沼俊幸 撮影 : 赤沼俊幸 取材日 : 2015年5月21日

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目次

「企画力とデザイン力で評価いただいていると思います」

株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さん

本記事でも株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さんに話を伺いました


ーー札幌にはさまざまなWeb制作会社があります。その中でもお客様が御社を選ばれる理由はなんでしょうか?

水野 : 企画力とデザイン力で評価いただいていると思います。

弊社はシステムを作るのが特別上手とか、CMSを使い倒している、というような特徴の会社ではありません。どちらかというと、このWebサイトに対して、「どういうコンテンツが適切なのか」「響くのか」という企画力を大事にしています。

Webサイトを作る、もう少し手前の「じゃあWebサイトで何を出していくか」というのを決めるベースの作業となるコンセプトワークを行う企画力

そして、企業の想いや事業内容を具体的に適切にアウトプットできるデザイン力の2つを評価いただいていると思います。

コンセプトワークから行うので、お客様からはかなり漠然とした状態でオーダーを受けることがほとんどです。

「仕様が決まっていない」「どの商品を売りだしていいかわからない」「そもそも自分の会社のウリがわからない」など・・・そういうところからのオーダーが多いので、話を引き出しながら、ときほぐしていきます。

話していく過程でWebサイトに出すものを決めていくコンセプトワークができます。そういうというところから一貫してできるのが弊社の強いところですね。

ーーでは制作を着手する前に何度も打ち合わせをされるんでしょうか?

水野 : イメージとしては納品するまでに3つぐらいの段階があります。(1)企画とコンテンツの制作、(2)素材の制作(写真撮影、取材)、(3)デザインと構築という3つの段階に分けると、4:3:2ぐらいの割合です。

(1)の企画とコンテンツの制作部分がかなり大きいです。お客様と一緒にホワイトボードを交えながらワークショップ形式で行います。4〜5時間ぐらいかけて、長くやることも多いです。以前のように企画提案書作って、「イエスかノーか」ではなくて、「相談したいんですけど」というお仕事の入り方が多くなっています。

ーーお客様は北海道が多いのでしょうか?それとも首都圏が多いのでしょうか?

水野 : 7:3ぐらいで道内です。弊社はなるべく、道内の会社のWebサイトを整えたいという気持ちがあります。

道外の会社でも直接お客様とやりとりできる場合は問題ないのですが、道外から仕事をいただく場合、どうしても制作会社や広告代理店からの仕事依頼が多くなってきます。それらの会社はディレクションをメインに行いますが、私たちもディレクションをメインで行っている会社です。お互いディレクションを行う会社として、私たちの特性が生かせなくなってしまうときがあるんですよね。

私たちは日本では道外に営業拠点がありません。ですので、直接やりとりできる道内の会社との仕事が多くなっています。

社員のこと、「できれば合宿は種子島に行きたいですね」

Gear8プロフィール水野さん、北川さん

社員一人一人のプロフィールパンフレット1


ーーGear8内ではどのような役割分担をしていますか?

水野 : 基本的には全てのメンバーにWebディレクターとして仕事を行っていただいています。ただその中で、Webサイト・サービスの運用サポートを行うメンバー、Webサイトの構築を行うメンバー、デザインを行うメンバー、というように、それぞれ「ディレクター兼◯◯」というような役割分担があります。

ーー今後、Gear8の社員は「こういう社員になってほしい」というのはありますか?

水野 : 「セミナーにはよく参加してほしい」と言っています。セミナーに参加したら必ずフィードバックすることをワンセットにするように言っています。それは私がそのようにやってきて、重要なポイントと考えています。

Gear8メンバーのプロフィール。カッコイイですね!

社員一人一人のプロフィールパンフレット2

ーー会社でのイベントは多いですか?

レクリエーションや食事会のようなイベントは他の会社と比べて、多いほうです。イベントでコミュニケーション取ってほしいとは思います。ディレクションをメインで行っている会社ですので、みんなやっぱりとりまとめたがるんですよね。忙しくなければ、わりとおもしろおかしくイベントを行っていることが多いですよ。

他には年に一回の合宿と、月一回にごはん会は定期的に開催しています。誕生日のメンバーにはケーキを買ったりしています。私からは誕生日を迎えたメンバーに向けた本を必ずあげるようにしています。社員とそのようなコミュニケーションは大事にしていますね。

合宿はニセコに行きます。夏にPCを持って、一週間ぐらい行きます。ニセコのグリーンシーズンって閑散期なんですよね。

できれば合宿は種子島に行きたいですね。鹿児島県の種子島には宇宙センターがあります。種子島にホテルサンダルウッドというホテルがあるのですが、このホテルのWebサイト制作は弊社が行いました。実は弊社の数ある制作の中、お客様と会って仕事を行なわなかったのが、ここだけなんです。さすがに簡単に種子島に行けなかったんですよね。種子島には行けずじまいでなんとかハングアウトで仕事を行ないました(笑)

ーー会社として注目している技術はありますか?

水野 : 新しい技術が出たら、とりあえず手をつけるということはやっています。去年の冬はビーコンでクリスマスツリーを飾るという企画を行っていました。最近でいえば、ドローンをどう使おうか、というのがあります。実はブームになる以前から、ドローンを飛ばしていました。社内には3年ぐらい昔のドローンがあります。

ただ、本当はある程度成熟した技術を仕事に活かそうと思っています。弊社でいえば、最先端で先に行き過ぎすぎる技術は何かと不安定だったりしますので、お客様のほうを見ながら、技術が落ち着いて、安定したところを狙いたいなと思っています。

Gear8が世界にある企業へ

にこやかな株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さん
ーー会社としての展望を聞かせてください

水野 : 単純に大きな規模にはしたくないなというのは考えていました。大きい規模で行おうとすると、オペレーターを増やしていかなければならなくなります。そうなると、50〜100人の会社にしても、ただのWeb制作会社になってしまいます。

そうではなくて、8人から10人ぐらいのユニットを考えています。そのユニットの仕組みを同じような形でタイとかベトナムとか、台湾とか香港とか、マレーシアとかインドネシとかフィリピンとかに展開できないかと考えています。

8人ユニットの会社がアジアに10個ある。そのような8人ユニットみたいな会社がアジア圏にぽこぽこできるのというのが、たぶん3年〜10年ぐらいスパンでやっていく会社の目標の形になるんじゃないかなと思います。

これがうまくいったら面白そうですよね。Gear8の各拠点を移動してもいいと思います。Gear8の台湾で働いている台湾人がシンガポールに行き、シンガポールで勤めているインド人がマレーシアにいって、マレーシアの子が台湾に行って・・・日本人も移動して・・・そんな感じで、ちょっとずつスライドしていくお仕事するというのができたら、楽しいですよね。

頑張っていたら、人は増えていっちゃうと思います。人を増やすためにどこからかお金を調達しなければいけないのですが、スタートアップとしてお金を調達して、システム開発100人にして、どっかーんとやるというのは、うちの会社っぽくはないかなと思います。

他には、どういうやり方があるんだろうと考えてました。そのとき8人ユニット体制だったら、国間でのリスクヘッジもできるし、面白いことをフレキシブルでスピード感を持ってできるかなと思っています。8〜10人ぐらいがワンユニットになって、10箇所ぐらいに拠点を作って、それぞれの会社が別の国と仕事ができたら面白いなと思います。

株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さん

株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さん。会社玄関でロゴと共に写真を撮影させていただきました

終わりに

インタビューにお答えいただきました株式会社Gear8代表取締役水野晶仁さん、取材にご協力いただいた株式会社Gear8の皆様、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

赤沼俊幸
赤沼俊幸キタゴエ編集長
マーケティスト代表。札幌を中心にWebマーケティングコンサルティング・サポートを行っています。キタゴエでは北海道IT業界の最前線をお伝えします!
ASCII STARTUP 業界ポジトークでも月に一度の連載を行っています。
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