国内最大級のプログラミング体験イベント「ジュニア・プログラミング・ワールド2019」が、2019年11月4日(祝・月)に開催されました!小学生〜中学生とその保護者を対象としたこのイベントも今年3回目となりました。
来場者数は下記のとおりです。
昨年 3700人
↓
今年 6000人
なんと1.6倍に!
2020年に小学校でプログラミングが必修科目になることもあり、教員関係者・一般に向けたプログラムも用意されています。今回はどのような体験ができるのでしょうか?その盛り上がった会場と、ワークショップ・セッションの一部をレポートします!
場所は札幌コンベンションセンター
開催場所は去年に引き続き、札幌コンベンションセンター。
札幌コンベンションセンター 札幌市白石区東札幌6条1丁目
1階特別会議場、中ホール、各ブースと2階ブースを余すことなく使い、ワークショップ17・セッション7種類が用意されていました。開催20分前から、入り口は長蛇の列。
会場と同時に、目当てのブースへとなだれ込むキッズたち。ブースの前にはみるみる行列が出来て行きます。
Pepperプログラミング体験!みんなでPepperを動かしてみよう!喋らせてみよう!/ソフトバンク株式会社
行列のうちの一つ、街のあちこちで見かけたことがあるのではないでしょうか。お馴染みソフトバンク株式会社のPepperくん!
実際にプログラミングを体験し、 Pepperを動かしてみるワークショップです。子供たちも真剣な表情。皆楽しそう!
このPepperプログラミング体験を、一般向けに行っているセッションがあると聞いて、同社が行う大人向けの『Pepperプログラミング授業体験会 -授業におけるPepperプログラミングの進め方-』へと向かいました。
Pepperプログラミング授業体験会 -授業におけるPepperプログラミングの進め方-/ソフトバンク株式会社
これからの学校教育で必要になってくることもあり、一般や教育者を対象にしたセッション。Pepperを使った教材として、実際に大人が体験できます。実際に筆者も、一緒にプログラミングを体験させて頂きました!
まずはプログラミング教育が始まった背景の説明からスタート。
その後実際にブロックを組んで、動きを決めて行きます。組み終わったらオンラインでPepperへアップロード。すると、指示した通りのアクションを起こします。これは大人も面白い!
大人・教育者向けのセッションですが、当日子供同伴の保護者も受付けていました。
君の頭脳で未来を変えるイノベーションを生み出そう!/Kacotam×Accenture
実際にプログラミングを行うブースが多い中、終始プログラミングを行わないワークショップを発見。ここではプログラミングの前段階である、勉強のいいところ悪いところを学びます。もの作りの考え方や、課題を解決する方法を考える力をつけるのが狙いです。
集まった知らない者同士でも、帰りには打ち解けられているというのが、子供の社交性を育てるのにも良さそうです!
未来の教室「マインクラフトでダイヤモンドブリッジをプログラミングしよう!」/D-SCHOOL(北海道株式会社シーラクンス)
マインクラフトを使い、自分の世界をつくるワークショップが行われていました。
皆自分の思い描いたブリッジ(橋)を作りあげている真っ最中。「間違った!」などの声も上がり、真剣ながら盛り上がる会場内は満席です。
難易度的には、小学校3年生以上であれば問題なくプログラミングができるそう。大人がやるよりもすぐ覚えると言います。最終的には自分が作った世界で遊べるので、夢がありますね!
「あなたのDQはいくつ?」学校と保護者で一緒に高める子ども達のDQ(デジタルインテリジェンス)/株式会社サイバーフェリックス
プログラムを教えるワークショップが多い中、一風変わっていたのが、今回初出展になる株式会社サイバーフェリックスのDQを学ぶセッション。一定の国際レベルでデジタル世界の危険性やセキュリティの意識を学びます。
「本来デジタルの世界は生活や夢を叶えるためポジティブに使うはずが、使いかたを間違うと致命的になる」と語ってくれました。保護者の参加も多く、積極的に質問する姿も。
その他
その他『人工衛星の情報を通して自分の町を見てみよう!』/sorano me では、宇宙好きな3名が集結し、魚や鳥を人工衛星で見つけるにはどうすればいいのかをクイズ形式で考えてもらうセッションや、
完全に大人・教育者に向けた『先生のためのプログラミング教育セッション』/北海道プログラミング教育支援ネットワーク(担当:さくらインターネット) なども行われていました。薄暗くした会場では、真剣にメモをとる姿も見受けられます。
午後も盛り上がりを見せる会場内。何やら賑やかな声がする方を見ると…疾走するスーツケースを発見!それを追う子供たち。
持ち主の後を追って動くスーツケースは、中国で実用化されているのを、輸入してきたそう。世界でもITはどんどん発展している様子です。(NEXT DAY)
今回、学校教育でプログラミングが必修科目になることを意識しているところが多く、学びと遊びをうまく混ぜ込んだワークショップが多数ありました。来年は更なる盛り上がりを見せる予感です!
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