こんにちは。キタゴエライターの早川です。
前回の記事では「NoMaps」の名前の由来や活動内容についてお話しいただきました。そして来る2019年10月16日から20日までの5日間はメインの会期である「NoMaps2019」が開催されるとのこと。
ビジネスカンファレンスに映画祭、音楽イベントなど盛りだくさんの内容だそうですが、まだまだわからないことだらけ。有料なの?一人で行っても大丈夫?ビジネスカンファレンスって何するの?
そんな「NoMaps2019」の疑問をいろいろ聞いてきました!
「NoMaps2019」ってどんなビジネスコンベンションですか?
早川
「NoMaps2019」ってどんなことをするのですか?
廣瀬さん
チ・カ・ホを中心として、ビジネスカンファレンスはアスティ45の「ACU」、展示会は「創世スクエア」や「チ・カ・ホ」、映画祭は狸小路にある「プラザ2・5」で開催するなど札幌のいたるところが会場になります。
中身に応じていろいろな会場を使ってそこをぐるぐると回遊していただきながら楽しんでいただくイベントです。
中身に応じていろいろな会場を使ってそこをぐるぐると回遊していただきながら楽しんでいただくイベントです。
山岸さん
それ以外にも実験的な試みとして、会期中は狸小路商店街でイベント「TANUKI the Showtime」を開催します。このイベントではアーケード街1丁をまるまる会場として使って飲食ができる交流エリアを作ります。
早川
本当に札幌の街全体を使ったイベントですね。楽しそう!
山岸さん
今年のコンセプトは「ベースキャンプ」です。山に登るとき一旦拠点となる場所(ベースキャンプ)に集まるじゃないですか?
「NoMaps2019」というベースキャンプに集まって情報交換したり仲間を集めたりして、それぞれの山。つまり目標や挑戦したいことに向かっていってほしいという思いです。
「NoMaps2019」というベースキャンプに集まって情報交換したり仲間を集めたりして、それぞれの山。つまり目標や挑戦したいことに向かっていってほしいという思いです。
廣瀬さん
地図にない山に登っていくための中継地として「NoMaps」を利用してほしいですね。
挑戦する人、応援する人、バックアップできる人、いろんな人が集まればベースキャンプ自体も活性化していくでしょうし。
挑戦する人、応援する人、バックアップできる人、いろんな人が集まればベースキャンプ自体も活性化していくでしょうし。
早川
なるほど。「NoMaps2019」への参加はお金がかかりますか?
廣瀬さん
ビジネスカンファレンスは8000円(早期割引なら5000円)で、音楽イベントや映画祭などもチケットの購入が必要です。
山岸さん
映画祭は1プログラム1500円(前売:1000円)です。1時間30分ほどの時間の中で4~8本程度の短編映画が上映されますよ。
廣瀬さん
ただすべてが有料ではなく、チ・カ・ホや創世スクエアで行う展示会のような無料のコンテンツもあります。
早川
無料のものもあるんですね!
廣瀬さん
はい、無料のものも多くあります。カンファレンスやエンターテイメントイベントはチケット購入が必要ですが、自由に見られる展示やトークセッションもたくさん準備しています。
フラっと来てフラっと見てもらえればそれだけでもいいかと思います。
フラっと来てフラっと見てもらえればそれだけでもいいかと思います。
早川
初めて行くならどんなものがおすすめですか?
廣瀬さん
映画祭や音楽イベントは普通の映画やライブと思っていただいていいので興味ある方はぜひお越しください。
あと厚別区の青少年科学館プラネタリウムで開催するドームムービーも「新しいコンテンツを体験する」だけのことなので気軽に来れると思います。ドームムービーはプラネタリウムを使ったムービー上映会で昨年一昨年も大好評でした。
あと厚別区の青少年科学館プラネタリウムで開催するドームムービーも「新しいコンテンツを体験する」だけのことなので気軽に来れると思います。ドームムービーはプラネタリウムを使ったムービー上映会で昨年一昨年も大好評でした。
山岸さん
チ・カ・ホでやるような展示会は無料だし、まずはそこからでもいいかもしれません。
ビジネスカンファレンスって何ですか?
早川
ビジネスカンファレンスって何をするのですか?
廣瀬さん
単純に言うとセミナーがたくさん聞けます。
新しい社会をテーマに技術系のことや今だと地方創生のことなどについて国内、海外含めて先進的な取り組みをされてる方に登壇いただきます。
新しい社会をテーマに技術系のことや今だと地方創生のことなどについて国内、海外含めて先進的な取り組みをされてる方に登壇いただきます。
早川
どんな方が登壇されますか?
廣瀬さん
今年のメインの方は石井裕さんです。マサチューセッツ工科大学のメディアラボという研究所でメディアアート系の研究をされている方なのですが、札幌出身ということで。
他にもいろんなジャンルの第一線で活躍されている方が登壇されます。
他にもいろんなジャンルの第一線で活躍されている方が登壇されます。
早川
すごそうですね!しかしビジネスカンファレンスに参加したことがない僕からすると8000円って少し高い気も…
廣瀬さん
カンファレンスはどうしてもお金がかかりますが、料金的にはすごく安く設定させていただいてますよ。
早割なら5000円ですし、2500円分のミートアップチケットもついてきます。それで3日間参加できますからね。
早割なら5000円ですし、2500円分のミートアップチケットもついてきます。それで3日間参加できますからね。
山岸さん
しかも25歳以下の学生さんならビジネスカンファレンスの入場料が無料ですよ!
早川
確かに3日分と考えると安いですね。そして学生にも優しい!
廣瀬さん
たしかに、北海道って「お金を払って情報を手に入れる」文化が弱い気がしていて、「お金がかかるから行きづらい」と言われることもあります。
早川
「情報」は目に見えないから有料だと躊躇する気持ちも少しわかります。
廣瀬さん
ただ、少しでもいいからお金を払って「情報をとりに来る」とか、「人のつながりを作る」文化をもっと北海道に根付かせたいです。だからメインのビジネスカンファレンスは無料には絶対にしない覚悟でやってます。
早川
カンファレンスと聞くとお堅いイメージがあるのですがスーツで行くべきでしょうか?
廣瀬さん
いや。むしろスーツで来るな(笑)って言ってるんですよ。「NoMaps」はノードレスコード。「常識を脱ぎ捨てよう」ていうテーマでやっているので、自分が楽な格好で来てほしいです。
クリエイティブな発想をできるだけ皆さんにしてもらうためにも、カジュアルな雰囲気でお話したいと思ってます。
クリエイティブな発想をできるだけ皆さんにしてもらうためにも、カジュアルな雰囲気でお話したいと思ってます。
早川
ノードレスコード!ジャケットもいらないですか?
山岸さん
Tシャツと短パンでもOKです!
NoMaps2019は1人で行っても大丈夫ですか?
早川
イベントに参加するのは緊張することもありますが1人でも大丈夫ですか?
廣瀬さん
1人で来てる人はたくさんいるので安心して下さい。
ただ、交流したい場合、シャイな人だと会話に入れないことがあると思います。そんな時は誰かとつなげたりフォローしたりできるかもしれないので「No Maps」のスタッフに声かけてみてください。
ただ、交流したい場合、シャイな人だと会話に入れないことがあると思います。そんな時は誰かとつなげたりフォローしたりできるかもしれないので「No Maps」のスタッフに声かけてみてください。
早川
それは心強い。実際これまでに「NoMaps」の交流がきっかけで何か始まったことはありますか?
廣瀬さん
なかなか情報として見えにくいものですが、聞いてる範囲でも「起業する人が増えた」「札幌に支社ができました」などの報告は受けていますね。
それに「新しいことに挑戦する」方向に盛り上げていこうとする層が増えてきている手ごたえがあって、札幌の空気感も変わってきているように感じてます。
それに「新しいことに挑戦する」方向に盛り上げていこうとする層が増えてきている手ごたえがあって、札幌の空気感も変わってきているように感じてます。
山岸さん
「NoMaps」に参加して会社を辞めてやりたいことを始めた人もいましたね。
早川
参加をきっかけに背中を押された人も多いのですね。「NoMaps2019」面白そうです!
僕のように「NoMaps2019」が気になり始めた読者さんはどうやって情報を集めたらいいですか?
僕のように「NoMaps2019」が気になり始めた読者さんはどうやって情報を集めたらいいですか?
山岸さん
公式サイトで情報を更新しているので見てほしいですね。
開催が近づくにつれてコンテンツページも増えていきます。分野ごとに探せるようになっているので興味があるコンテンツも見つけやすいと思います。
開催が近づくにつれてコンテンツページも増えていきます。分野ごとに探せるようになっているので興味があるコンテンツも見つけやすいと思います。
廣瀬さん
加えて、9月には「NoMaps2019」 のコンテンツが網羅された公式ガイドブックがチ・カ・ホや区役所、会場となる場所などで配布されます。
今は公式サイトを見つつ、配布が始まったらガイドブックを手に取ってみてください。
いろんなジャンルのいろんなことをやっているので、なにか1つは興味があるものが見つかると思います。
今は公式サイトを見つつ、配布が始まったらガイドブックを手に取ってみてください。
いろんなジャンルのいろんなことをやっているので、なにか1つは興味があるものが見つかると思います。
出会いや刺激が欲しい人は「NoMaps2019」に行ってみよう
ビジネスコンベンションと聞いて少し堅苦しいイメージがありましたが、むしろノードレスコードで堅苦しいとは真逆。カジュアルな場づくりを心がけていました。
札幌の街全体を使ってさまざまなコンテンツが楽しめる「NoMaps2019」の開催期間は2019年10月16日から20日までの5日間(音楽イベントは10月12、13日なので注意!)
展示会などの無料コンテンツだけを楽しむだけもよし、新しい出会いや刺激を求めてビジネスカンファレンスに参加してみるのよし、本当に誰でも参加できるビジネスコンベンションです。
あなたの興味がある分野も見つかるかもしれません。
今後「NoMaps2019」の開催日が近づくにつれて新しい情報がどんどん公開されていきます。公式サイトも要チェックですよ!
NoMaps公式サイト:https://no-maps.jp/
(9/13 追記)
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